私たちは、夫婦で車中泊を楽しんでいます。
車中泊を始めた頃は、普通の軽自動車でした。
続けているうちに、
- 使いやすいベッドマットがいいなぁ
- 収納スペースが欲しいなぁ
- 軽でも広々とした車内がいいなぁ
と思うようになりました。
軽キャンピングカーが欲しい!
そんな私たちの希望をかなえてくれたのが「ぷちキャン」です。
ぷちキャンには、4つのタイプがあります。
↓タイプについて詳しくはこちらの記事をごらんください。
私たち夫婦は、ぷちキャンのタイプの中でも「VILLA(ヴィラ)」に乗っています。
VILLAは「別荘」という意味です。
- 普段使いできる「バンコン」タイプ
- ベッド展開が早くてらく
- 無垢材を使った家具が落ち着く
- 軽の車内を広く使える
この記事では
- ぷちキャン「VILLA」ってどんな軽キャンピングカー?
- VILLAのいいところ
を解説していきます。
ぷちキャンとは
ぷちキャンは、スズキエブリイをベース車にした、軽のキャンピングカーです。
エブリイなので、外観は普通の車です。
外観が普通の車で、車内に装備や架装を加えているキャンピングカーのタイプを「バンコン」と言います。
「バンコンタイプ」の軽キャンピングカーなので、普段の生活でも車を使えます。
だから、とってもコスパがいいの!
ぷちキャンシリーズにはいくつかのタイプがあります。
ぷちキャンのベース車になる、スズキエブリイのグレードも選びます。
- エブリイ(ベース車)のグレードを選ぶ
- ぷちキャンのタイプを選ぶ
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
普段使いから車中泊まで、毎日をわくわく楽しめるのが最高です!
カーショップ「アシスト」で購入
ぷちキャン「VILLA」は、大阪府門真(かどま)市にあるビルダー、カーショップ「アシスト」さんで購入しました。
アシストさんは、「軽キャンピングカー専門」のビルダーで、オリジナル軽キャンピングカー「ぷちキャン」を販売しています。
ビルダーとは、キャンピングカーを製造・販売するところです。
全国にありますが、普通の車を買う時の様に、家の近くにいくつもありません。
軽キャンピングカー専門だから、軽ならではのデメリットも解消する工夫をしてくれているよ!
ぷちキャン「VILLA(ヴィラ)」のいいところ
私たち夫婦は、ぷちキャンシリーズの中から、「VILLA」を選びました。
- 普段使いできる「バンコン」タイプ
- ベッド展開が早くてらく
- 無垢材を使った家具が落ち着く
- 軽の車内を広く使える
ぷちキャン「VILLA」の特徴と、使っている感想も一緒に説明するよ!
普段使いできる「バンコン」タイプ
VILLAの見た目は、「軽自動車エブリイ」。
外観が普通の車で、車内に装備を加えているキャンピングカーのタイプを「バンコン」と言い、普段使いもできるので、VILLAを選びました。
だから、
- 通勤
- 子どもの送迎
- 親の通院
- 買い物
などの用事で、毎日乗れて、休みの日には車中泊に行ける!
だから、とってもコスパがよく、毎日乗るのが楽しみ!
ベッド展開のしやすさとマットの良さ
頑丈にベッドを組み立てるような軽キャンピングカーもあります。
ベッド展開のしにくい理由に、
- ポールを組み立ててベッドを作る必要がある
- マットを支えるポールが常設されている
- 厚いマットが重くて、ベッド展開がしんどい
などがあります。
ベッド展開しにくい軽キャンピングカーがある中で、ぷちキャンは本当にベッド展開が早くてカンタンでらくなんです。
もちろん、マットの厚さや素材の良さで、「寝心地が良くて快適」という嬉しいメリットも。
ベッド展開のしやすさやカンタンさは、実際に体験してみないと分かりません。
カンタンそうに見えても、実は慣れるまで時間がかかったり、マットがずっしり重かったりします。
キャンピングカーを実際に体験するには、全国で毎月開催される「キャンピングカーショー」や「キャンピングカーフェスティバル」などのイベントに参加してみて下さい。
展開が早い・カンタン・らく
ぷちキャンを選んだ1番の理由が「ベッド展開が早くてらく」という所です。
しかもカンタン!
後部座席がある状態から、ベッドを作るまでの手順を3STEPで、写真で解説します。
STEP1
STEP2
STEP3
ベッド展開に、かかった時間 約10秒。
車中泊をする時に、寝る所の準備に時間がかかったり、ややこしかったりすると、ストレスになります。
ベッド展開が、早い・カンタン・らくだから、
- 暗い夜でも、ストレスなくベッド展開できる
- 車の中にいても、マットを扱いやすい
- 悪天候の日でも車内でベッドにできる
マットが厚いのでグッスリ
ベッドマットの厚さは、約10㎝。
かなり極厚で、寝ていても体の痛みはなく、朝までぐっすり眠れます。
まるで、家のお布団で寝ているような寝心地で、疲れを残さず、次の日も楽しめます。
車中泊では、良い睡眠が大事!
マットが軽いのでらくに持てる
約10cmの厚みがありながら、重さは約3.8㎏、3.5kg、4.4kg。
「軽い」ので、ベッド展開が早く・らくになります。
少しの移動なら、片手でマットを持ち上げることもできます。
片手で荷物を持ったまま、マットを動かして、ベッド展開もできます。
マットの裏・表の硬さが違う
VILLAのマットは、表と裏で硬さが違います。
寝る時は、やわらかい方を上にすると、ふんわり快適に眠れます。
しかし、マットの上に座るとなると、やわらかいと体が沈み込んでしまいます。
特に、マットの上で食事をする時は、姿勢は大切!
マットの硬い方を上にすると、食事や作業の時にはよい姿勢を取れます。
自分の好みや用途に合わせて、使い分けができるので、とてもありがたいです!
ちょうど良い大きさ
VILLAのマットは全部で3枚です。
マットが細かく分割してある(例えば6分割)と、すき間ができてしまいます。
枚数が増えると、収納もしにくくなります。
VILLAのマットは、大きさもちょうど良いので、マットがずれず、扱いやすいです。
使わない時も場所を取らない
マットを使わない時は、マット2枚分を、立てて収納できます。
後部座席を使用する時は、マットは立てて置いておくので、省スペース!
マットを立てずに、重ね上げて置いていくと、荷室がせまくなってしまいます。
ベッドマットを使う時の手軽さと、使わない時の収納のしやすさは、軽キャンピングカーを使う上で、とても大切なポイントです。
無垢材の家具が落ち着く
ぷちキャン「VILLA」に架装(取り付けてある)されている家具は、職人さんが全て、1つずつ手作りのものです。
使用されているのは、天然木のアカマツとスギ。
無垢材の魅力が出ていて、車内の家具を見ると落ち着き、あたたかな気持ちになれます。
無垢材は、天然木から取り出した木を1枚の板に加工した自然素材のことで、
- 肌触りがさらりとしている
- あたたかな風合いがある
- 木目が1つずつ異なり、自然な風合い
- 余分な湿気を吸収する
- 冬は静電気の発生をおさえる
- 木の香りでリラックスできる
といった特徴があります。
特にいいな、と感じているのは「肌触りがよい」「自然な風合いがある」という所です。
複数の板を接着剤で張り合わせた「合板」とは違い、木のあたたかさや風合いがよく出ています。
無垢材なら、合板のように、反る、ゆがむ、きしむような事がありません。
使用を続けるほど、なじんできます。
車内に入るたびに、家具の風合いと香りに癒されています!
家具は取り外しできる
VILLAの家具は、サービスホールに取り付けているよ!
サービスホールとは、車の中にあいている穴の事で、組み立てや整備の時に使われます。
家具は、車に穴を開けたり、キズをつけたりせずに、自分でもカンタンに取り外しができます。
ここから、VILLAの家具を紹介します。
↓上部の収納(左右)
アシストグリップ(後部座席の左右の窓の上の部分)の辺りに、収納があります。
よく使うモノや、すぐに取り出したいモノを入れておくのにとても便利です。
↓扉のついた収納(上の左右)
上部に収納があると、マットで寝る時や、作業をする時に邪魔になるモノを入れて置けます。
だから、空間を広々と使えて、モノがごちゃごちゃとすることがありません。
扉はストップ機能付き。
扉を開けたままで、出し入れができるので、便利です。
↓後ろのキャビネット(棚)
この部分には、オプションで「走行充電式サブバッテリーシステム」が入るスペースですが、私たちはポータブル電源を使ってるので、バッテリーはオプションで付けていません。
本来バッテリーが入るスペースが空くので、この空間も収納スペースとして使えます。
ポータブル電源を入れておく事もできるよ!
↓跳ね上げ式テーブル
普段は収納しておけて、必要な時に使えるので、とても便利です。
車中泊をしない、日帰りのお出かけの時には、コーヒーを入れておやつを食べたり。
仕事のお昼休みには、お弁当を食べたり、普段もよく使います。
軽の車内を広く使える
VILLAは、軽自動車がベースなので、「せまい」というデメリットはどうしてもあります。
しかし、ぷちキャンは、せまいスペースを、どれだけ有効に使えるかという工夫がされています。
- 床下(座席やマットの下)に収納を作らない
- 天井の空間を有効に使う
だから、車内を広く使える!
床下(座席やマットの下)に収納を作らない
- モノが取り出しにくい
- マットから天井までのスペースが少なくなり、圧迫感が出る
床下(ベッド下)に収納があると、車内から荷物を取りにくい!
いちいちベッドマットを取る必要があります。
外からでないとアプローチできない収納スペースはいりません。
天井の空間を有効に使う
床下に収納スペースを作ってしまうと、車内で過ごす空間(特に天井までの高さ)が少なくなってしまいます。
ぷちキャン「VILLA」は、床下に収納をおくのではなく、上方収納が充実しています。
余っている上の空間を使えば、作業もしやすく、モノがマットの上に散らかる事がありません。
エブリイバンはハイルーフ(天井が高い)なので、天井付近にも収納を作れます。
まとめ:ぷちキャン「VILLA」は夫婦で車中泊をするのにピッタリ!
- 普段使いできる「バンコン」タイプ
- ベッド展開が早くてらく
- 無垢材を使った家具が落ち着く
- 軽の車内を広く使える
夫婦で車中泊をするには、手ごろなサイズで快適なぷちキャン。
普段も生活でも乗れて、車中泊や旅にも行ける。
40代からの長い人生を夫婦で楽しむために、ぷちキャン「VILLA」でかけがえのない思い出を作っていこうと思います。