・自分の趣味の時間が欲しいけど、子どもの事があるし
・老後にお金が必要だから、貯めておかないといけない
・親の介護があるから、時間がないしお金も必要
40代になると、仕事、育児に加えて、親の介護の心配なども増えてきます。
働いて節約し、貯蓄や投資を行うことに考えがいく年代です。
「自分の趣味や楽しみは、定年後に時間ができてからと考えている。」
でも、ここで考えて欲しい事があります。
その定年後や老後は、
・足腰が弱っていないでしょうか?
・心も体も健康でしょうか?
・新しい事にチャレンジしようとするパワフルさはあるでしょうか?
健康で判断力や行動力もある「今」、したいことを楽しむ生き方こそ必要です。
今を楽しむことが、明るい老後にもつながるのではないでしょうか。
この記事を読むことで
・定年後や老後に備えておくものはお金だけではないこと
・定年後に始めようとしても、思うように行動できないかもしれないこと
が分かります。
・教育資金や老後資金を増やすことに意識がいき過ぎている
・子どもの手が離れたら休日暇になる
・夫婦の趣味が違うので、休日することが違う
そんな毎日が定年後も続くことを考えると、ぞっとし、考えを改めた筆者がまとめました。
貯めてばかりではだめ
老後の心配。
「今起こってもいない不安」に時間や大切な経験の機会を取られてばかりでは寂しいです。
もちろん、老後や子どもの将来、親の病気やケガへの心配などに、お金を備えることは必要です。
お金を貯めて増やせば自由になれる?
・支出より、収入の方が多い状態を目指して働く。
・貯金ばかりではお金が増えない
・「働かなくても入ってくる収入」を増やす
私はこんな考えを持ち、支出より、収入の方が多い状態を目指して働くことに力を入れていました。
お金の勉強をすることは、楽しく、私の時間をそれに使うことは有意義なコトでもあります。
「なぜお金を貯めるのか」
「なぜお金を増やすのか」
私は、予想の難しい、少し遠い将来のために、お金を貯め、増やす事を継続していました。
現在も進行中。
「働かなくても収入が入ってくるなんて、自由だ!」とそれを目指していました。
お金の勉強をし「どのように使う」かを学ぶ
ある時、私は、つきないお金の心配事にあれこれ考えすぎていても、窮屈なことが多いと考えるようになりました。
・節約をする
・固定費を削減する
・生活防衛資金を貯める
・副業をする
・インデックス投資をする
このように、私は、教育資金、老後資金のためにお金を「貯める」「増やす」ことに力を注いできました。
貯まったり・増えたりしたあとに、「何をしたいのか」「どんな人生でいたいのか」とい
「自分の希望」はほとんどありませんでした。
お金の勉強では「お金を使う」ことも大切な考え方だと学びました。
「価値のあるもの」にお金を使うことで、人生が豊かになる。
それは「経験」だと考えます。
今できる経験こそが将来をつくる
・お金は道具に過ぎないのです。
・貯めていても、使わないと意味がない。
もちろん、これからも、浪費は控え、ミニマムな暮らしができることは継続していきます。
自分の生活に幸福感を感じることこそ最強!
幸福で満足できる毎日の積み重ねが、老後の生活の豊かさにつながると考えています。
子どもの将来、親の病気やケガへの心配など、将来の不安はつきないです。
備えるべきお金や情報の勉強をしつつ、「今を楽しむ考えを夫婦で持つ」ことが大切です。
育児や介護は十分な情報を集める事で心配を軽減できる
40代は
・子どもの進学や将来の事
・親の介護や病気への心配
が同時期にでてくる年代でもあります。
→夫婦で具体的な話を進める事をおすすめします。
子どもの教育・進路
私の家庭は、現在小学生の子どもが2人。
必要になる学びについての情報を集めています。
親の介護・医療
私は、言語聴覚士という国家資格を持ち、現在は訪問言語聴覚士として、在宅で介護やリハビリを必要としている方へことばや飲み込みのリハビリをしています。
親に、介護や医療の助けが必要になる前に情報を集め、親の介護へ備えています。
教育も介護も情報戦です。
どんな機関に、誰に相談がすぐにできるのかを調べておきましょう。
老後の不安に溺れない
老後に必要な資金の事を考え過ぎない
何歳まで生きる?
老後の生活費はいくらいる?
以前、家計の見直しをファイナンシャルプランナーに相談した時、まず聞かれた質問です。
老後の計画を立てる時の入り口の質問から、「分からない!」です(泣)
分からないなりに、自分たちの暮らしや家計を洗いなおしました。
しっかり調べて、年金、保険、医療、親の介護、子どもの教育など必要になる情報を調べて、備えてきました。
備えた後の今、つきない不安に頭の中を占領されている毎日は何だか味気ない
予想の立てにくい老後の不安に溺れてしまわないように、
「今必要な楽しい経験」と、「定年後に向けての備え」のちょうどいいバランスが人生を楽しむポイントです!
老後に必要なものは、健康と仲間
2019年に、にわかに騒がれた「老後2000万円問題」は、老後に必要なものは「お金」と思考を固定しがちでした。
存在しない「平均値」に、私の家計は当てはまらないので、本を読み、YouTubeで調べ、対策を考えてきました。
でも、「お金だけ」では豊かに過ごせない老後を、今からコツコツ作っていかなけらばなりません。
・趣味を持ち、仲間を作る
・心も体も健康でいる
・夫婦の信頼関係を大切にする
これらこそが、老後の生活を彩るものではないでしょうか?
・趣味を持つことがいかに大切か。
時間を忘れるくらい没頭できる好きな事があれば、心も豊かになります。
・やりたいことがあれば、
新しい事をやってみることで、「元気でいよう」と心も前向きになれます。
・夫婦の間では、共通の話題を通して話が続くこと。
人とコミュニケーションのある生活は、豊かな老後を作ります。
仕事関係の仲間としか交流のなかったために、定年を迎えると、付き合いがぐっと減る事もみられます(特に男性)。
どんなジャンルの活動でもよいので、夫婦で、一緒にとことん楽しめる仲間を作ることが重要です。
20~30年くらいセカンドライフ(定年後から始まる人生)が続くことを考えて、心と体がイキイキと輝くように、今から備えていきましょう。
夫婦で続ける共通の趣味をみつける
夫婦の、生涯を通した共通の趣味を見つける!
簡単に言いますが
生涯を通して…
夫婦共通の…
なんて、なかなか当てはまるモノが見つからない…かもしれません。
「新しい事」を小さく試し続ける!
行きたいところ、会いたい人、見たい景色、食べたいもの
「ちょっと幸せ」~「かなり幸せ」というレベルに分けて、夫婦で見つけてみてください!
夫婦が仲良く、信頼し合うことは、老後、ほんとに大切です!
お金ではかえられない「愛」ってやつです。
経験を価値に変える
毎日の学びの中で、「時間は命」だということを知りました。
1秒が1時間になり、1日になる。その積み重ねで一生=命です。
お金を貯める・増やす・稼ぐなどを経験して、私が今感じる事は
・お金を自分に使って、自分の価値を見出す
・経験が価値となり、自分の尺度で豊かさを感じられるようになる
経験は価値となり、明日を迎える楽しさが生まれます。
資金のやりくりをしながら、今をワクワクできる毎日が続いていくことで、心が豊かな老後にたどり着ける!
まとめ:今を楽しむ事も忘れない
・子どもの教育、親の介護の情報を集め、自分なりに備える
・老後の収入と支出を、ネットで紹介されている「平均値」ではなく自分たちのライフステージごとに考える
ざっくりと備えて、考えても結論が出にくい事(何歳まで生きるか、老後はいくらで生活できるかなど)ばかりに頭を使わないように。
夫婦で納得できる老後生活を話し合い、あとは今をしっかりと楽しむ事です!