- 車中泊のルールやマナーを知りたい
- どんなことに気を付ければよい?
初めて車中泊をと考えている時、事前にルールやマナーを知っておきましょう。
定年後にキャンピングカーを購入することを夢みていましたが、定年を待たずに購入しよう!と決めたちかもあです。
宿泊施設の予約をせずに、車があれば気軽に寝泊りができる車中泊。手軽さや節約になるなどの理由で、車中泊をする人が増えてきています。
同時に、車中泊をする時に、迷惑で、身勝手な行動をする利用者も増えてきています。
この記事では「公共の駐車場」でのルールやマナーについて解説します。
基本的には、「公共の駐車場」では、車中泊は遠慮しないといけない所がほとんどです。
・道の駅
・サービスエリア、パーキングエリア
・無人、無料の駐車場
・公園などの駐車場
短時間の利用や休憩、仮眠などは認められています。このような公共の駐車場でのルールやマナーを知って、周囲の皆さんに迷惑をかけないように心がけましょう。
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こんな考えを持っている40歳・言語聴覚士・2児の母です。
日本RV協会が提唱しているルール
公共駐車場でのマナー厳守10カ条(日本RVパーク)
①無駄なアイドリングをしない
②長期滞在を行わない
③キャンプ行為は行わない
④許可なく公共の電源を使用しない
⑤ゴミの不当投棄はしない
⑥トイレ処理は控える
⑦グレータンクの排水は行わない
⑧発電機の使用には注意を払う
⑨車椅子マークの所に駐車しない
⑩オフ会の待ち合わせは慎重に
当たり前のような内容ですが、「少しくらいいいかな」という気持ちで、ルールを守らない人がいる事で、ルールを守っている車中泊利用者が、気持ちよく利用できない事態になりかねません。
知っておくべき車中泊のルール
「日本RV協会が提唱しているルール」を確認しましょう。
①無駄なアイドリングをしない
夏の暑い日や、冬の寒い日では、エアコンをつけておくために、エンジンをかけたままで過ごすしたくなりますが、駐車中はエンジンを切るのがルールです。
エンジン音がうるさいので、夜間はもちろんですが、日中も停車をするならエンジンを切りましょう。
エンジンをかけたままでいると、排気ガスが環境への悪影響となります。
「少しくらいならいいか」という気持ちが、周囲の迷惑へとつながります。
②長期滞在を行わない
「公共の駐車場」は、短期の駐車、休憩、仮眠などが許されており、長期滞在はできません。
他の利用者への迷惑はもちろん、施設の管理者へ迷惑がかかります。
連泊をしたい場合は、RVパーク、Carstayステーションを利用しましょう。
③キャンプ行為は行わない
停車しているのはあくまでも駐車場です。
しかも車中泊が公認となっていない駐車場。
車の外に、テーブルを広げて、椅子に座って場所を取るような行為は大変迷惑です。
テントの設営、調理をするなど、キャンプ場ではありません。
④許可なく公共の電源を使用しない
施設の電源は、無断で使用してはいけません。
電源を確保するために、エンジンをかけたままでもいけません。
必要な電源は、事前に確保し、必要な時に適切に使用できるように用意しておきましょう。
⑤ゴミの不当投棄はしない
高速道路などのサービスエリアやパーキングエリアのゴミ箱に、車中泊で出たゴミを捨てるのは不法投棄になります。
ゴミを捨てても良いRVパークやCarstayステーションを利用するか、ゴミは持ち帰るようにしましょう。
⑥トイレ処理は控える
トイレに設置されている洗面所の使用もルールを守りましょう。
・洗面所に残飯や汚水を流す
・洗面所で食器や体を洗う
・洗面所で洗たくをする
このような行為は、不快であり、施設の管理者の方に大変迷惑です。
⑦グレータンクの排水は行わない
キャンピングカーのキッチンのシンクやシャワーなどから出た生活排水が溜まるタンクを、グレータンクといいます
キャンピングカーの大きさによってタンクの容量は様々で、10~20Lの小型のものから、100L前後の大型のものまであります。
公共の施設へのグレータンクの排水は禁止されています。
・キャンプ場やRVパーク
・ガソリンスタンド
ダンプステーション(汚水処理施設)という、キャンピングカーの汚水を処理できる施設があります。
ダンプステーションは、キャンプ場やRVパークなどに併設されています。
ガソリンスタンドの汚水マンホールを開けて、処理をさせてもらえる場合もあります。
処理できるかどうかはガソリンスタンドによって異なりますので、立ち寄った際に相談してみるといいでしょう。
⑧発電機の使用には注意を払う
製品ごとの使用注意点を十分守り、安全に使用しましょう。
・熱や感電に注意
・使用できる機器類を確認し安全な使用を
・危険な使用場所は避ける
・こまめに充電することで安心して使用
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⑨車椅子マークの所に駐車しない
車いすマークへの駐車や休憩は、そのスペースを必要とする方にとっては、大変不快です。
また、大型車両用の駐車スペースも、広いからといって、駐車してはいけません。バスやトラックが本来停めるスペースなので、迷惑がかかります。
⑩オフ会の待ち合わせは慎重に
複数の車で駐車スペースを占領したり、車外に集まったりすることで、他の利用者への迷惑となります。
迷惑行為をしないために
ここまで解説してきたルールに加え、車中泊をする場合全てに当てはまることは
音と光の問題です。
音:話し声、車のドアを閉める音、ペットの声、作業・生活音など
光:車のヘッドライトや車内の光など
夜間はゆっくりと休める事が大切なので、自分たちが車中泊をしたときに、音や光で周囲に迷惑をかけないように、心がけましょう。
まとめ:公共の駐車場でのルールを守るために知っておく
駐車場利用者がそれぞれお互いを気遣って、快適で安心な車中泊ができるように、しっかりとルールを守りましょう。
道の駅は、車中泊が認められていると思いがちですが、道の駅では車中泊を公認しているわけではありません。
車中泊をしても良い所を調べてから、ルールを守った気持ちの良い車中泊を楽しみましょう。
道の駅「公式ホームページ」