車中泊をしたいけど…
- 車中泊をしてもいい所はどんな所?
- 車中泊をしてはいけない所はどんな所?
車中泊を始めたい時に、こんな悩みを持っているのではないでしょうか?
駐車場ならどこでも車中泊をしてよい訳ではありません。
無料の駐車場、使用者が少ない駐車場、大型スーパーの駐車場などで、勝手に車中泊をしてはいけません
快適に車中泊をするには、公認の車中泊施設を利用することが大切です。
車中泊をしてもよい場所を利用した上で
- 計画を立てる
- 事前に情報を集める
- マナーを守って、周囲に迷惑をかけない
- 安全・安心・快適に過ごすために工夫をする
といういくつかの知識が必要です。
>>【車中泊の始め方】初心者が準備するアイテム|知っておくマナーや基礎知識
この記事を読めば、車中泊をしてもいい所・いけない所が分かります。
■夫婦で定年を待たずに「今」を楽しむ生き方が大切
■子どもの手が離れ、夫婦で共通の趣味を楽しむ
■ふたり旅が人生を変える
こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
車中泊には色んな定義がある
移動手段の乗り物(主に自動車)の中で、就寝をすること。車内で食事をする事も含む。
私はこのように理解していますが、車中泊には、はっきりと決まった定義はありません。
車内で食事、睡眠をし、ゆっくりと楽しく過ごすなど、車中泊のスタイルや目的は十人十色。
ホテルや旅館に泊まらなくても、手軽に、好きな時間に泊まることができ、自分たちの予定に合わせた過ごし方ができます。
車中泊をする時は「どこに停めて車中泊してもいいか」と、適当に車中泊スポットを探してはいけません。
近年、車中泊をする人が増えてきています。
一部のユーザーが、車中泊のルールを守らず、近隣の人や地域の人に迷惑をかけるような行為をしている様子を見かけます。
車中泊をしてはいけない所を知り、公認の車中泊施設を利用することを心掛けましょう。
車中泊ができる所
「車中泊をしてもよい」と、認められている施設を利用することで、自分も安心して車中泊ができます。
また、周囲や地域の人に迷惑をかけずにルールのある中で車中泊を楽しめます。
>>軽自動車【日産デイズルークス】でも夫婦で車中泊ができる!アイテムはこれだけあればOK
RVパーク
RVパークは、「くるま旅クラブ」に登録されている施設です。
誰でも利用できる施設が「RVパーク」です。
「くるま旅クラブ」はキャンピングカーのオーナーズクラブで、会員制です。
「くるま旅クラブ」は会員制ですが、会員でなくても利用できる施設があります。
車旅クラブに登録されている車中泊施設を利用するには、「くるま旅クラブ」の会員になる必要があります。
- RVパーク(誰でも利用OK)
- 湯YOUパーク(会員限定)
- ぐるめパーク(会員限定)
- 民パーク(会員限定)
- とれいんパーク(会員限定)
- 特割3000(会員限定)
- JRVA連携キャンプ場(JRVAステッカー限定)
- くるま旅パーク(会員特典)
RVパーク(誰でも利用OK)
トイレ・電源設備なども完備された車中泊公認の駐車場です。
ほとんどのRVパークは予約はいりませんが、一部のRVパークでは予約が必要となっています。
利用の多い繁忙期には、使えないこともあります。
認定施設 257件
湯YOUパーク(会員限定)
全国の温泉を楽しみながら、その旅館・ホテルの駐車場で車中泊できます。
湯YOUパークシステムと連携している旅館やホテルが協力しています。
提携施設 131件
ぐるめパーク(会員限定)
レストランなどのお食事処で、その土地ならではの美酒美食を楽しんだ後に、その駐車場で車中泊できます。
お店でお食事をするという条件で、食事の後に車中泊ができるシステムです。
提携施設 28件
民パーク(会員限定)
通常なら宿泊施設がなかったり、お泊りが出来ない所でも、民泊感覚で車中泊できる、くるま旅クラブ会員向けの車中泊システムです。
のどかな農村、離れ小島、素敵なお店、歴史のある名所旧跡など、宿泊施設がなくても、自分の車で車中泊ができ、非現実的な楽しみを味わえます。
連携施設 9件
とれいんパーク(会員限定)
駅などの鉄道施設で車中泊ができる、車中泊システムです。
キャンピングカーを「とれいんパーク」に置いて、そこから鉄道に乗車、車窓からの風景や駅弁、お酒など、ゆったりとその土地ならではの鉄道の旅を楽しめます。
満車や渋滞などを気にせず人気観光スポットを巡れます!
連携施設 2件
特割3000(会員限定)
オフシーズンの平日に1泊3,000円(税別)以下でオートキャンプ場を利用できるシステムです。
連携施設 9件
JRVA連携キャンプ場(JRVAステッカー限定)
JRVA会員ショップ購入者・くるま旅クラブ会員限定でプレゼントや割引等の特典が受けられる、日本RV協会が提携しているキャンプ場です。
日本RV協会(JRVA)の会員になっているショップで、キャンピングカーを購入すると、「JRVAステッカー」・「ユーザーサポートネットワークリスト」がついてきます。
ステッカーやネットワークリストをキャンプ場で提示すると、全国の日本RV協会協力キャンプ場から、プレゼントや割引等の特典が受けられます。
連携施設 92件
くるま旅パーク(会員特典)
これまでにない付加価値を提供する車中泊システム。
くるま旅クラブ会員は、プレゼントや割引等の特典が受けられます。
連携施設 39件
道の駅
道の駅は、公共の施設です。
地域の方が集まる場所や、車で移動や旅行をしている人の休憩場所になる所です。
ルールをしっかり守って、車中泊をしても良い道の駅は多く、私たちも道の駅で車中泊をすることがあります。
でも!車中泊を禁止している道の駅もあるよ!
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場などの公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーの皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
引用:国土交通省「休憩施設道の駅」
道の駅にRVパークが併設されている所も増えてきています。
他の利用客や地域の方の迷惑にならないためにも、ルールやマナーを充分に守って道の駅を利用しましょう。
オートキャンプ場
車を使ってキャンプへ行くこと、テントを張る場所まで車で乗り入れることなど、広い意味で使われています。
区画(サイト)が決まっていて、サイトの中に、自分の車を停める事ができます。
車の中で寝泊りだけをする「車中泊」とは違い、キャンプやその他のアクティビティも楽しむためにオートキャンプ場を使います。
キャンプができる場所の近くに車を停められるので、荷物の積み降ろしが楽です。
食事をしたり、趣味や遊びを外で楽しんで、寝る時だけ車内を利用することもできます。
共同で利用する炊事場やトイレが設けられている所もあり、キャンプ場によってはシャワー、洗濯機、キャンプ用品のレンタルなど便利にキャンプを楽しめる設備も充実している所があります。
オートキャンプ場によって、利用できる設備や条件、サービスが異なりますので、事前にオートキャンプ場に確認をしてみましょう。
車中泊をしてはいけない所
旅行や移動の途中で「少しぐらいならいいかな…」という安易な考えで、公共の駐車場や施設の駐車場で車中泊をするなど、ルールを違反してはいけません。
大型の無料駐車場、施設の駐車場
コンビニ、スーパーなどの駐車場での車中泊は禁止です。
また、近隣や地域の皆さんが使う公園などの駐車場も車中泊をしてはいけません。
迷惑になるようなルール違反はやめましょう。
道の駅
「車中泊ができる所」でも解説をした「道の駅」ですが、場所によっては、禁止されている所もあります。
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場などの公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーの皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
引用:国土交通省「休憩施設道の駅」
食事、買い物、トイレなどを利用する他の利用者の方の駐車スペースが減ってしまします。
サービスエリア・パーキングエリア
道の駅と同様に、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアは、休憩・仮眠などを目的としています。
他の利用客の方に迷惑にならないように、ルール・マナーはしっかりと守るように。
車中泊はやめておきましょう。
まとめ:車中泊ができる所を事前に調べて行きましょう
気ままに、気軽に、自分たちのペースで旅ができる車中泊。
手軽さゆえにユーザーも増えてきていますが、安心して車中泊を楽しむためにも、車中泊をしてもよい所をよく確認しておきましょう。
- 計画を立てる
- 事前に情報を集める
- マナーを守って、周囲に迷惑をかけない
- 安全・安心・快適に過ごすために工夫をする