- どんな種類のマットがあるのか
- どんなマットを選べばよいのか
- 自分に合ったマットを知りたい
初めて車中泊をしたい時、マット選びのお悩みがあると思います。
定年後にキャンピングカーを購入することを夢みていましたが、定年を待たずに購入しよう!と決めたちかもあです。
車の中で、快適に、不自由なく良い睡眠をとるために、どんなマットを選ぶと良いのか。
この記事を読むことで、
- 自分に合ったマットの選び方が分かります。
- 楽しく簡単にマットを選べます。
キャンプや登山、車中泊の人気や、災害時の備えなどに、マットの需要が高まっています。
たくさんのマットがある中から、自分にあったマットを選ぶには、5つのポイントを確認することで解決します。
- 種類
- サイズ
- R値
- コンパクトさ・軽さ
- 価格
軽キャンピングカーでは、すでにマット(ベッド)が設置されているので、マットを使わなくても良い場合もあります。
この記事では、今自分が乗っている車を車中泊仕様にしたい時に、どのようにマットを選べばよいかを解説していきます。
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こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
車中泊マットを選ぶ前に
自分の車の車内サイズをしっかりと測る
車中泊で使う車の中に、寝るスペースを確保します。
軽キャンピングカーでは、すでにベッドが設置さてれいるので、マットは必要でないかもしれません。
しかし、自分が普段乗っている車を、車中泊仕様にしたいと考えている時、車内のシートサイズをよく測りましょう。
シートを倒して、フルフラットにして、一度マットが無い状態で横になってみましょう。
当たり前のような事ですが、横になってみると
- 足が伸び切らずにひざが曲がってしまう
- むりやり斜めに寝る事になる
- シートの横幅が狭くて、寝返りのしにくさを感じる
体格などの個人差があると思いますが、マットが入るだけの十分な空間があるか確認し、実際に自分が横なって眠れるかを確認しましょう。
普段寝ている布団やマットと、車中泊マットのサイズの違いを確認してみる
車中泊は、普段寝ている環境とは大きく違う空間で眠ることになります。
普段寝ている布団やマットのサイズ(長さ・横幅・厚み)を計ってみて、購入する車中泊マットのサイズをイメージしてみましょう。
車中泊マットは、意外に、横幅のせまさを感じます。
マットに厚みをどれだけ求めるかは、個人差があります。
マットに体重がかかる事で床の硬さを感じる事は、長時間の睡眠では、体に痛みを感じるかもしれません。
車中泊マットを選ぶポイント5つ
①種類
②サイズ
③R値
④コンパクトさ・軽さ
⑤価格
種類
・銀マット(発泡ポリエチレンマット)
・クローズドセルマット
・エアーマット
・インフレータブルマット
銀マット(発泡ポリエチレンマット)
アルミが使われていて、銀色をしているので、「銀マット」と呼ばれています。
収納の方法は、丸めるロールタイプと、折りたたむタイプがあります。
サイズにもよりますが、100均でも販売されていて、安価で手に入ります。
基本的な使い方は、銀の面を下に敷いて、湿気や冷気を避けます。
寒い季節は銀の面を上に向けると、自分の体温を反射して保温性を高めてくれます。
厚さは、8mmほどのものから、20mmくらいの極厚のものまで幅広いです。
しかし、銀マットだけで寝るには、厚さは足りません。
銀マットを一番下に敷いて、さらに厚みのあるマットを使うとよいです。
クローズドセルマット
クローズドセルマットレスとは、ポリエチレン製の1.5cm~2cmほどの厚さのマットです。
登山やキャンプの際、寝る時に体の下に敷いて使用します。
丈夫で、設営に時間がいらず、すぐに使えて軽量です。
銀マットと比べると厚みがあり、マットの裏表に凹(へこ)んでいたり、盛りあがっています。
同じようなポリエチレン製の銀マットでも、クローズドセルマットほうが快適です。
「穴が開いて空気がもれる」という事がなく、破損のリスクは少ないです。
厚みがあるとかさばりやすく、重くなります。
素材や厚みによって、断熱性・クッション性・耐久性などが違ってきます。
春・秋・冬では、1枚だけだと寒く、クローズドセルマットを敷いて、さらに別の種類のマットを使うとよいです。
エアーマット
エアーマットは、中に空気を入れて膨らまし、厚みや耐熱性を確保します。
・バルブを開けると自動で空気が入るタイプ
・空気入れを使って膨らますタイプ
があります。
車内の少しの凸凹にも、安定して使えます。
空気を抜いてしまうと、かなりコンパクトになり、軽いので、持ち運びが便利になるのが一番のメリットです!
マットの表面に穴が開いてしまうと、空気がもれて、使うことができなくなってしまいます。
マットの素材によっては、マット上で寝返りや移動をした時「バリバリっ」と耳に触る音がすることもあります。
インフレータブルマット
ウレタンなどのクッション素材と空気を入れ、組み合わせたハイブリッド的なマットです!
空気だけでなく、クッション素材も入っているので、寝心地のよさと断熱性の高さを兼ね備えています。
マットについているバルブを開けることで、自動で空気が入るようになっています。
理想(規定)の厚みが出るまで(最後まで)、自動で空気が入らない事も多く、仕上げに自分で空気を入れる必要もあります。
エアーマットのように浮く感じもなく、低反発のような沈み込む感じもありません。
サイズ
長さ・横幅
寝返りや姿勢の変化をスムーズにするためには、マットの横幅が必要です。
私たちは一晩に約20~30回ほどの寝返りを打ちます。
寝返りを打つことによって、起きている間にかかった体への負担による歪みを調整してくれているといわれています。
自分の肩幅+50cmの幅があれば、快適な寝返りができるようです。
つまり、マットの真ん中に寝ているのであれば、体の両サイドそれぞれ約25㎝の幅があるとよい訳です。
寝返りの事を考えると、マットの横幅のサイズを十分にとる必要がありますが、軽自動車の車中泊ではマットの横幅のサイズは60~70cmくらいが限度かと思います。
睡眠中の姿勢の変化をなるべくスムーズにできるような、横幅を確保できるマットのサイズを選びましょう。
厚さ
厚みがある方が、
・床からの冷気が伝わりにくくなる
・安定した快適な寝心地となる
などのメリットがあります。
しかし、厚みがあるほど、重くなり、収納サイズも大きく、かさばります。
自分が望む寝心地と、持ち運びのしやすさ・保管しやすさのバランスを取れるようなマットを選んでみて下さい。
R値(熱抵抗値)
R値(熱抵抗値)とは、熱の伝わりにくさを表した数値のことです。
数字が大きくなればなるほど地面からの冷気が伝わりにくいということになります。
メーカーによってはマットの「R値(熱抵抗値)」が明示されていないこともあります。
寒い時期にはR4以上がおすすめになり、暖かい時期はR2前後が目安になります。
寒さの感じ方は人によって違うため、寒さに強い方なら低い値のものでも大丈夫です。
また、マットを重ねることで熱抵抗値は増します。
日中暑い夏場でも、キャンプ場などの屋外では、夜の地面は冷えます。
車中泊の場合は、車内なので、背中に地面の冷気を直接感じる事はありません。
コンパクトさ・軽さ
空気を入れて膨らます「エアーマット」は、かなりコンパクトで軽量になります。
マットの厚みがあるほど、重くなり、収納サイズも大きくかさばります。
コンパクトさや軽さを重視するのなら、収納時サイズの確認も意識しましょう。
価格
素材や機能、ブラントやメーカーによって、価格には差があります。
自分の目的や希望する用途に合ったマットで、予算にあった価格で検討してみて下さい。
車中泊マットにどんな希望をもっているか
わたしが、車中泊マットを選ぶ時に、こだわっているポイントが3つあります。
キャンプをすることも考えている
わたしは、車中泊以外にも、時期によってはキャンプもします。
キャンプ場の地面はフラットとは限りません。
山間や林間のサイトでは木の根があったり、河川敷では砂利や石などがあったりして、地面に凹凸がある場合も。
冬場はもちろん、春・夏・秋の3シーズンのキャンプでも、夜になると地面からの冷気で底冷えすることがあります。
キャンプをすることも考えて、厚みや耐熱性に優れたマットを選ぶことを優先しています。
睡眠の質を守られることが優先
車中泊での睡眠はかなり大事なポイントになってきます。
マットなどの寝るためのアイテムは、機能をしっかり確認して、信頼できるブランドやメーカーのマットを選ぶようにしています。
サイズと厚みにこだわりたい
車中泊で、快適な睡眠をとるために、マットの幅と厚さにこだわって選びます。
腰や体全体が痛くならないように
寝返りのたびに起きないように、マットの幅はできるだけ広いものを選ぶようにしています。軽自動車のシートの幅
まとめ:初めての車中泊に必要なマットの選び方ポイント5つ
初めて車中泊をする時に、まず決めたいのがマットだと思います。
今自分が乗っている車を、車中泊仕様にしたいと考えている時に、5つのポイントを確認して、希望のマットを選んでみましょう。
①種類
②サイズ
③R値
④コンパクトさ・軽さ
⑤価格
車内でなるべく快適に、よい眠りができるように、マットを選びたいものです。