- インフレータブルマットとはどんなマット?
- 選び方を知りたい
- おすすめのインフレータブルマットを知りたい
こんな疑問を解決していきます。
車中泊をする上で、一番気になることは、「朝までぐっすりと眠れるか?」ということです。
「インフレータブルマット」は、マットの中にウレタン素材が入っており、空気も一緒に入れることで、自動で膨らんでいきます。
設営・収納もとても簡単です。
しっかりとした厚みで、体への負担が軽く、格別の寝心地を実現します。
- インフレータブルマットの特徴
- 選び方
- おすすめのインフレータブルマット
車中泊で、体をいためず、ぐっすり眠りたい人はインフレータブルマットを選んで快適な眠りを経験しましょう。
■夫婦で定年を待たずに「今」を楽しむ生き方が大切
■子どもの手が離れ、夫婦で共通の趣味を楽しむ
■ふたり旅が人生を変える
こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
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インフレータブルマットとは
インフレータブルマット(インフレーターマット)とは、キャンプや車中泊、アウトドアで使用する、寝る時に使うマットのことです。
寝心地が格段によくなり、収納・設営が簡単で楽!
マットの中に「ウレタンフォーム素材」が入っていて、空気を入れることで、膨らみます。
空気が入ると、ウレタンの隙間に空気が行きわたって、マットが膨らんでいく仕組みです。
ほとんどのインフレータブルマットはバルブを開けると、自動で膨らむようになっているので、設営がカンタン!
使い終わると、マットを丸めながら空気を抜いて、収納します。
「エアー」と「ウレタン」の特徴を合わせもつ、いいとこどりのハイブリットマットなのね!
厚みがあることで、地面の凸凹を感じず、朝まで快適に眠れます。
適度な抵抗感で、底つきせずやわらかく、地面や床からの冷気を防ぎます。
インフレータブルマットの選び方
- マットの厚さ
- マットのサイズ
- 設営が簡単か
- R値
- 収納・携帯のしやすさ
マットの厚さ
インフレータブルマットの厚さは、一般的におおよそ5㎝、8㎝、10㎝とタイプが分かれています。
厚みがある方が、段差や凸凹を感じにくく、体が底つき(寝た時に体がマットに沈み込んで、体が床につくこと)しません。
- 5cmくらいのマットは、寝る姿勢によっては底つきをしてしまう事もある。
- 8cmもあれば、十分な厚みで、車中泊では満足できる寝心地を得られる。
- 10cmは、さらに厚みを感じ、安心して睡眠ができる。
しかし、厚みが増す程、収納サイズが大きくなってしまいます。
車に乗せるのなら、重さは心配はいらないよ!
大きくかさばってしまいますが、10㎝の厚さなら、ベッドに近い感じになり、より安定感があります。
車中泊では、収納時のかさばりや大きさがそれ程気にならない、8㎝前後の厚さがおすすめです。
マットのサイズ
インフレータブルマットは、一般的に、シングル、セミダブル、ダブルの3種類に分かれています。
マットサイズの長さと横幅のうち、車中泊で使う時にチェックすべきは「横幅」です。
肩幅プラス50㎝あれば、余裕のある寝返りがしやすいと言われています。
自宅で寝る時の布団やベッドの横幅が「肩幅プラス50㎝」くらいです。
車で使うインフレータブルマットの横幅の目安は60㎝前後、60㎝以上は欲しいです。
しかし、軽自動車内で、インフレータブルマットを2枚使うなら、横幅のサイズが大きいと、マット同士が重なったり、窮屈になったりします。
↓下の写真は、日産デイズルークス(軽自動車)に、横幅約60㎝のインフレータブルマットを2枚敷いている所です。
ぴったりと並べられました。
使用しているインフレータブルマットは、VENTLAX(ヴェントラクス)とWAQ(ワック)のものです。
車内の横幅を確認して、車に合うインフレータブルマットの横幅をチェックしてみましょう。
設営が簡単か
インフレータブルマットは、バルブを開くと、自動で空気が入ってきて、膨らんでいきます。
- 自動で膨らむ量が多い
- 膨らむのが早い
このようなマットを選ぶとよいです。
マットによっては、バルブが1つのものと2つのものがあります。2つバルブが付いている方が、空気の流入が多く、早く膨らみます。
自動で膨らむタイプと、手動で空気を入れるタイプがあります。
ほとんどのインフレータブルマットは、自動で膨らむタイプだよ!
しかし、自動で膨らんでも、仕上げに空気を手動で入れる必要があることもあります。
寝る準備に時間がかからず、カンタンに設営するには、自動で膨らむタイプを選びましょう。
R値
メーカーによってR値が表示されています。(R値=R-value)
R値は「熱抵抗値」といいます。
断熱性の高さを示す値です。
数値が高いほど、地面や床からの冷気を遮断する性能が高いです。
つまり、R値が高くなるほど地面からの冷えを防ぎ、温かさを保つ効果があります。
(温かさを生み出しているわけではありません)
車中泊でインフレータブルを使うなら、R値2.0~4.0くらいがよいでしょう。
R値の重要性が高いのは、寒い冬のキャンプや車中泊、登山などのアウトドアです。
車中泊をする季節ごとに、R値の目安を参考にしてみてください。
0~2.0 | 夏 |
2.0~4.0 | 春、秋、夏 |
4.0~6.0 | 積雪期:冬 |
6.0~ | 高所、極地 |
R値は、採用しているメーカーとそうでないメーカーがあるよ。
海外の世界的なアウトドアメーカーでは採用(記載)してるところが多いです。
日本のメーカーではR値を表記していない所もあります。
R値は、数値を加えていくことで、断熱効果が高くなるという考え方があります。
例えば…
R値1.0の銀マット+R値2.0のインフレータブルマット=R値が3.0に
季節ごとに、いくつかのマットを組み合わせて調整できます。
断熱力の体感には個人差があります。
女性と男性でも暑さや冷えに対する体感は異なります。
また、その日の天候によっても気温差があります。
- 着る服を温かくする
- 寝袋を工夫し温かくする
- 電気毛布を使う
車中泊の場合は、車内での睡眠になります。
ポータブル電源があれば、電気毛布が使え、温かさを作り出すこともできます。
↓車中泊にあると便利なポータブル電源の【選び方】の記事はこちら。
生地・素材
以下のポイントで、生地・素材をチェックしましょう。
- 防水になっているか
- 傷みに強い素材か
- 不快な肌触りでないか
収納・携帯のしやすさ
インフレータブルマットは、収納袋に入っているものがほとんどです。収納袋があるものを選びましょう。
インフレータブルマットは、空気を抜きながら丸めるように小さくたたんでいきます。
うまく空気が抜け切れればよいですが、多少空気が残ってしまうこともあります。
そんな時でも、収納袋の大きさがゆったりとしていると、余裕をもってマットを袋に入れられるので、ストレスがかかりません。
ショルダーストラップが付いていれば、持ち運びやすく、肩にかけながら、他の荷物を運ぶこともでるので便利です。
インフレータブルマットのメリット・デメリット
- 自動で空気が入る
- ウレタンと空気で安定感がある
- 汚れや水濡れをさっと拭ける
- キズや汚れに強い
- 収納サイズが大きく、かさばる
- 片付けの時に丸めるのが面倒
- マットが破れてしまうと空気が入らず使えない
厚みが10㎝になってくると、空気を抜いて丸めていく収納作業が、大変になることもあります。
丸める時にやや力が必要ですが、慣れてくると簡単に片づけられます。
インフレータブルマット内部には、ウレタンもありますが、空気の層もあります。
マットの生地が破れてしまうと、空気が抜けて使えません。
無理な使い方をしなければ、車中泊で使用する分にはひどく傷がついたり、破れたりする心配はないよ!
インフレータブルマットおすすめ10選
厚さ8㎝と10㎝に分けておすすめを紹介します。
- VENTLAX(ヴェントラクス)
- WAQ(ワック)
- Mozambique(モザンビーク)
- QUICKCAMP(クイックキャンプ)
- VASTLAND(ヴァストランド)
VENTLAX(ヴェントラクス)
高品質で極厚8cmの厚さだから、車の中での睡眠も快適。
ほったらかし約3分で設営可能。車中泊での設営の煩わしさを解決!
デザインやカラーもシンプルながら存在感があります。
体の痛みや不快はなく、快適な睡眠がとれるよ!
本体サイズ | (約)63cm×190cm×8cm |
収納時 | (約)φ20cm×60cm |
重さ | (約)2.5kg |
膨らまし方 | 自動 |
WAQ(ワック)
ウレタンが内部に入っていて、厚みは十分な約8cm。
程よくやわらかい寝心地で、自動で膨らみ設営が簡単。
ふわふわとベットの様で、快適な寝心地を体感できます。
デザインもおしゃれで、車内でもなじむカラーバリエーション!
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本体サイズ | (約)65cm×192cm×8cm |
収納時 | (約)φ20cm×65cm |
重さ | (約)2.5kg |
膨らまし方 | 自動 |
Mozambique(モザンビーク)
ウレタンにクッション性があり、しっかりと体を支え、ソフトな空気の層がふんわりと寝心地をよくしています。
横幅が約66㎝は、ゆったりと寝返りが打てるワイドな設計です。
本体サイズ | (約)66cm×188cm×8cm |
収納時 | (約)φ19.5cm×66cm |
重さ | (約)2.2kg |
膨らまし方 | 自動 |
QUICKCAMP(クイックキャンプ)
ナチュラルで落ち着いたカラー展開。
スエード素材で、肌触りのよいふわふわした生地です。
秋冬キャンプにとても重宝します。
でこぼこした地面や床の抵抗感がなくなるので、体の痛みなく眠れます。
本体サイズ | (約)63cm×198cm×8cm |
収納時 | (約)φ20cm×65cm |
重さ | (約)2.5kg |
膨らまし方 | 自動 |
VASTLAND(ヴァストランド)
約1分ですぐに簡単に膨らみ、使用可能になります。
設営や準備に時間がかからないので、他の作業がはかどり、時短になります。
ヴァストランドには、使いやすさにこだわった、品質の高い商品がたくさん!
本体サイズ | (約)65cm×192cm×8cm |
収納時 | (約)φ22cm×63cm |
重さ | (約)2.7kg |
膨らまし方 | 自動 |
- DOD(ディーオーディー)
- Hikenture (ハイケンチャー)
- FIELDOOR(フィールドア)
- WAQ (ワック)
- Coleman(コールマン)
厚さが10㎝のインフレータブルマットは、全体的に長さも長い傾向にあります。
軽自動車の中で広げると、端が折れ曲がってしまうかもしれません。
でも
10㎝はかなり極厚で、車の中とは思えない快適でベッドの様な、安定した寝心地になるよ!
DOD(ディーオーディー)
DOD「ソトネノキワミ Sサイズ」
生地はとても肌触りがよいです。
マットのシーツには、「ポリコットン」という素材が使用されていて、コットンの肌触りが心地よいです。
ポリエステル特有のべたべたした感触はありません。
付属の枕は、エアポンプ変わりにもなり、マットの空気の量を調節できて便利!
シーツを丸洗いできるので、いつも清潔に保てます。
内部のウレタンがふかふかで、よく眠れるので、次の日も体の調子がよいです。
本体サイズ | (約)80cm×208cm×10㎝ |
収納時 | (約)φ23cm×91cm |
重さ | (約)4.6kg |
膨らまし方 | 自動 |
Hikenture (ハイケンチャー)
横幅が約76㎝は、他のインフレータブルマットの横幅と比べると、かなりゆったり。
まるで自宅のベッドで寝ているよう。
沈み込みが少なく、ほどよい硬さで体重を支えます。
波状ウレタンを採用することで体圧を分散し身体の痛みを和らげます。
本体サイズ | (約)76cm×198cm×10㎝ |
収納時 | (約)φ28cm×76cm |
重さ | (約)4.35kg |
膨らまし方 | 自動 |
FIELDOOR(フィールドア)
高密度ウレタンフォームで、体が沈み込ません。
確かな寝心地とクッション性で快適な眠りで満足できます。
二重バルブで、空気の出し入れがスムーズになり、設営が簡単。
車中泊がますます楽しみになるね!
本体サイズ | (約)60cm×188cm×10cm |
収納時 | (約)φ28cm×68cm |
重さ | (約)2.7kg |
膨らまし方 | 自動 |
WAQ(ワック)
極厚10㎝ウレタンが体をしっかりサポート。
車内のでこぼこを解消してくれます。
従来のキャンプマットにはない、弾力のあるマットです。
専用のエアバッグが付いているので、簡単に空気を追加し調節できます。
丸洗いできる専用シーツが別売りで販売されており、マットを清潔に保てます。
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本体サイズ | (約)70cm×200cm×10cm |
収納時 | (約)φ22cm×77cm |
重さ | (約)3kg |
膨らまし方 | 自動 |
Coleman(コールマン)
歴史ある有名なアウトドアブランド。
極厚のウレタンフォームで、約10㎝の厚み。
車中泊とは思えない快適な眠りを実現。
まるで、自宅のベッドで寝ているような安心した寝心地です。
収納ケースを空気ポンプとして使えるので、マットの膨らみの量を調節するのに便利です。
本体サイズ | (約)68cm×198cm×10cm |
収納時 | (約)φ21cm×72cm |
重さ | (約)2.7kg |
膨らまし方 | 自動 |
まとめ:車中泊にはインフレータブルマットがおすすめ
設営がカンタン!なのが嬉しい
- マット内部にウレタンフォームが入っている
- 自動で空気が入って膨らむ
- 厚みがしっかりしていて底つきしない
数あるインフレータブルマットの中から選ぶには5つのポイントがあります。
- マットの厚さ
- マットのサイズ
- 設営が簡単か
- R値
- 収納・携帯のしやすさ
寝心地が格段によくなり、車中泊がより楽しみになります。
車中泊を始めるなら、インフレータブルマットがおすすめ!