- 軽キャンピングカーのデメリットを深く知っておきたい
- メリットにばかり目が行くと後で後悔するかもしれない
軽キャンピングカーの購入を考えている時、気になるのがデメリット。
デメリットを理解して、納得してから購入することが大切です。
定年後にキャンピングカーを購入することを夢みていましたが、定年を待たずに購入しよう!と決めたちかもあです。
車内の空間をうまく工夫をすることで、デメリットに対応できるでしょう。
自分の目的に合った軽キャンピングカーを選んでみてください。
①車内がせまい!(居住スペース、収納スペース)
②パワーが出ない(坂道・不整地の走行に難)
③スピードが出ない(高速道路・長距離の移動に難)
とにかく、とにかく「せまい!!」
という事がデメリットです。
一番のデメリットとも言える「せまさ」について知っておく必要があります。
この記事で「軽キャンピングカー」と表現しているのは、
8ナンバー・4ナンバー・5ナンバーの軽の事です。
厳密には、8ナンバーと4・5ナンバーを比較した時には、メリットとデメリットに違いがあります。
メリット・デメリットについても参考にして下さい。
■夫婦で定年を待たずに「今」を楽しむ生き方が大切
■子どもの手が離れ、夫婦で共通の趣味を楽しむ
■ふたり旅が人生を変える
こんな考えを持っている40歳・言語聴覚士・2児の母です。
軽キャンピングカーのデメリット
①車内がせまい!(居住スペース、収納スペース)
②パワーが出ない(坂道・不整地の走行に難)
③スピードが出ない(高速道路・長距離の移動に難)
車内がせまい
せまさがどのような不便を生み出すのかを確認していきましょう。
収納スペースが少ない
軽自動車の規格の範囲で、いかに収納スペースを取るかという涙ぐましい企業努力のおかげで、車内の空間を利用した収納スペースを確保することはできています。
とは言っても軽自動車をベースにしている車両。
軽トラや、軽バン・軽ワゴンがベースなので、やはりサイズは小さいです。
荷物の量や荷物の大きさによっても、収納する場所の確保に困ります。
載せる荷物が限られる
「軽キャンピングカーを利用して、どんなことをしたいのか」という目的があると思います。
目的に合った必要な荷物の量を考えましょう。
かさばる大きい荷物は、とことん厳選しなければなりません。
どうしても載せたい荷物でも、あきらめて家に置いていかなければならないかも知れません。
寝るスペースがせまい
2人で車中泊をしようとする場合、寝るスペースはせまいです。
2人ともあお向けで寝る場合は、何とかピッタリと寝るスペースに収まりますが、寝返りや姿勢の変化があると、相手に当たります。
他の荷物に埋もれるように寝る事もあり、足を伸ばせない事もあります。
車内での移動が不便
運転席や助手席と後部の居住スペースとの間の行き来が窮屈です。
体を折りたたんでの移動は、とても不便です。
腰やひざを痛めていると、移動の時に痛いです。
車内が狭く、荷物も多くなると、閉め切った車内での移動はとてもしにくくなります。
床(マット)にひざをつけて、少しずつ移動するような動きや、四つ這いでの移動になります。
車内で着替えたり、作業をしたりするとき、立てません。
注意深く移動しないと、頭を天井にぶつけたり、体が車内のどこかに当たったりします。
寝るスペースと居住スペースの入れ替えが手間
普段の生活で運転する時にも、軽キャン(バンコンの場合)を使おうと考えている場合、車内の後ろの居住空間は、座席にする必要があります。
車中泊仕様にするとなると、ベッドの設備などを入れ替える手間がかかります。
車中泊をしている時、寝る時と、食事を摂る時やゆっくりと過ごす時の、居住空間を入れ替える必要があります。
寝る時に使うアイテムは、寝る以外の居住スペースでの作業時は邪魔になります。
運転中に感じる不快
せまさ
運転席の座席の足元がせまいので、しっかりと足を伸ばしきれない事があります。
背もたれのリクライニングをしっかり後ろに倒すことが難しいです(軽キャブコンの場合)。
荷物を置くスペースに、荷物が入りきらなけらば、膝の上に載せる事もあるので、窮屈に感じます。
車体の揺れ
風、特に横風を受ける事で、揺れを感じます。
ハンドルが取られそうになります。
高速道路での走行では、大きなトラックに追い抜かれる時に、トラックからの風圧で、軽キャンピングカーの車体が揺れる事があります。
走行中、段差などで、大きく揺れ、振動を強く感じることがあります。
体が弾むような揺れを感じることも。
パワーが出ない
軽キャンピングカーは、キャンピング仕様になっていて、車内の設備が多く、荷物も多くなり、車体が重くなっています。
急な坂道や峠、長い坂道は、アクセルを踏み込んでも、坂を上るパワーが出ません。
アクセル全開で登ろうとして、アクセルを強く踏み込むと、エンジンの音が大きく、うるさく感じます。
ぬかるんでいる地面、でこぼこしている地面などの不整地を走る時は、車が進むパワーが出ません。
スピードが出ない
高速道路では、普通車に比べて、スピードが出ません。
なめらかに速度を出す事ができず、スピードを出せる高速道路での走行にストレスを感じます。
アクセルを踏むと、エンジン音が大きく、走行中に不快に感じます。
長距離の移動はとても疲れることがあります。
カーブを曲がる時は、車体の傾きや揺れに注意をしながら、ゆっくりと進めることになります。
まとめ:荷物をミニマムに!せまい車内に工夫を
この記事では、軽キャンピングカーのデメリットについてお伝えしてきました。
①車内がせまい!(居住スペース、収納スペース)
②パワーが出ない(坂道、不整地の走行に難)
③スピードが出ない(高速道路・長距離の移動に難)
なかでも車内が「せまい!」というデメリットが大きいです。
しかし、収納スペースのなさや、居住空間を快適にすることは、工夫や改善をすることができます。
スピードが出ない、パワーが出ないなどはデメリットですが、裏を返せば安全運転を意識できるようになります。
軽キャンピングカーを購入するときは、デメリットを十分に理解し、納得をしたうえで検討してみましょう。