軽キャンピングカー「ぷちキャン」はどんな特徴があるの？こだわりの家具と心地よい空間

軽キャンピングカーを選んでいる時

こんな思いで探していませんか？

ぷちキャンは、軽自動車でありながら、広い車内で、手軽でカンタンなベッド展開が魅力です。

「ぷちキャン」は、軽キャンピングカーの名前です。

スズキの軽自動車エブリイ（4ナンバーの小型貨物自動車）に、家具やベッドマットを取り付けています。

「軽キャンピングカー専門」の大阪府門真（かどま）市にあるビルダー、カーショップ「アシスト」さんが製造・販売をしています。

私たち夫婦は、

ために、「ぷちキャン」を購入しました。

夫婦で車中泊を楽しむための一番のアイテムである「車」

ぷちキャンの特徴

ぷちキャンのコンセプトは「動く小さな別荘」

ぷちキャンは、軽自動車がベースでありながら、天井の高さがあり、家具で収納を工夫でき、広い空間になっています。

車中泊を楽しむには十分な軽キャンピングカーです。

家具キットが着脱できる

ぷちキャンは、「家具とベッドマット」がキットになっていて、ベース車に取り付けられます。

工具を使わずに、指でねじ込めるねじ（リジューネジ）を使い、ねじ穴は、車に標準装備されているサービスホールを使います。

車に穴を開けないように、傷めないように家具を固定できて、キットの組み立てや着脱がカンタン！

キットだけでも販売されていて、キットを取り付けることで、軽自動車がキャンピングカー仕様になります。

今、自分が乗っている車に、キット（家具とベッドマットのセット）を後から取り付けることができます。

自分でＤＩＹをしているような感覚で楽しいです。

キットが搭載できるエブリイは、天井が高い「ハイルーフ」のタイプの車種で、初期のエブリイはハイルーフではないので、対応していません。

車に穴を開けなくても、家具の着脱ができるので、家具を取り外して、荷室を広く使うこともできます。

ベッド展開が手軽でカンタン

ぷちキャンの最大のよい所は「ベッド展開が手軽でカンタン」という所です。

展開とは、普段は座席にしているリアシート（後部座席）をたたんで、ベッドで寝られる状態にすることです。

• マットが厚いと、マットが重くなる
• ベッドを作るために、支えのポールを組み立てる
• ベッドマットを支えるポールが邪魔になる

こんな面倒な工程がある軽キャンピングカーもある中で、ぷちキャンは本当にカンタンに展開できます。

ベッド展開をした車内は、軽自動車とは思えない、天井の高さと、荷室の広さ。

夫婦二人で旅行や車中泊をするには、十分なスペースで、居心地がよい空間になります。

さらに！

ベッドマットの厚み

マットの厚みは約10cm。かなりしっかり厚みがあり、もちろん底つきせず、快適に眠れます。

厚みがあるのに軽いので、片手で荷物を持っていても、片手でマットを起こすことができて、作業もらくらくです！

座席からベッドに・ベッドから座席に展開する時も、マットが軽いので、本当にカンタンで驚きます。

ベッドマットの硬さ

マットは、表と裏で、硬さが違います。

マットに横になった時の、沈み込み具合が異なるので、好みに合わせて使い分けができます。

車中泊では、良質な睡眠がとれることがとても大切です。マットが不快で、夜中に何度も起きてしまうようであれば、次の日の活動や運転に支障をきたします。

家具が天然木で１つずつ手作り

ぷちキャンの家具には、一枚ものの天然木で良質な「桐」が使われていて、家具職人さんにより１つずつ手作りで作成されています。

家具（収納棚）の天板部分には「アカマツ」が使用されていて、丈夫で傷がつきにくい設計になっています。

手触りが良く、使用するたびに味のある質感になっていきます。

天然木のとても良い香りが、ふんわりと車内に漂い、ドアを開けて車内に入るたびに、良い香りで癒されます。

無垢材による消臭効果もあるとのことで、じめじめする時期をすっきり過ごせたり、食後の車内のにおいが気にならなくなります。

家具は、高級感があり、落ちついた色味で、車内で使う楽しみが増えます。

好みのオプションでオリジナルの一台になる

車中泊に必要なアイテムや装備は、十人十色。

ぷちキャンには、多くのオプションが用意されています。

自分たちに必要なオプションを選ぶと、使い勝手の良い空間なるので、車内で過ごす楽しみが増えます。

工夫されたキッドが取り付けてあるので、軽自動車でも広くスペースを確保でき、とても居心地のよいオリジナルの一台になります。

車中泊や旅行以外でも、毎日の運転も楽しみになり、気ままにお出かけをしたくなります。

普段使いもでき、コスパがよい

ぷちキャンの見た目（外観）は、普通のエブリイです。

車内に、家具やベッドマットがある軽キャンピングカーには見えません。

価格は、かなりリーズナブルで、

• ベース車となるエブリイの車両価格
• ぷちキャンのキット（家具とベッドマット）価格

この２つの価格を合わせたベース価格に、オプションをつけていくことになります。

車中泊に、最低限必要な装備やアイテムにしぼっても、快適な車中泊が実現します。

ぷちキャンの選び方【３STEP】

カーショップ「アシスト」さんは、予算に応じて、ニーズを満たす軽キャンピングカーを作成できるように相談にのってくれます。

STEP１：ベース車となるエブリイのグレードを選ぶ

エブリイは、もともと4ナンバー登録の軽貨物車ですが、大きく分けて商用グレードと乗用グレードの2種類が設定されています。

• エブリイはビジネス・商用での利用を重視し荷物の積載能力を追求
• エブリイワゴンは乗車する人の快適性も両立

エブリイ	4ナンバー	小型貨物自動車
エブリイ　ワゴン	5ナンバー	小型乗用車

ぷちキャンのキット（家具・ベッドマット）を装備するには、ベース車となるエブリイのグレードを選ぶ必要があります。

３つのグレードの中から選びます。

エブリイは、ルーフ（天井）の高さの違いによって、標準ルーフとハイルーフがあります。

ぷちキャンの家具・マットのキットを取り付けをするには、「ハイルーフ」でないと着脱できません。

STEP２：ぷちキャンのタイプを選ぶ

VILLA Light(ヴィラライト)のみ、ベース車がエブリイワゴンです。

VILLAⅡとVILLAの違い

VILLAⅡとVILLAの違いは、助手席側（左側）の後方の家具の有無です（赤い丸を付けている部分）。

例えば、始めVILLAに乗っていて、後から「収納がもう少し欲しいな」と思ったら、VILLAⅡの家具に変更ができます。

写真に掲載している家具の色やマットの色は、多くのバリエーションの中から選べます。

カーテンや天井ライトはオプションです。

VILLAとTRYⅡの違い

VILLAとTRYⅡの違いは、キット（家具）の違いです。

後方の家具の取り付け位置や、使用する家具の数が違います。

取り付け方や工程も違うので、VILLAの家具とTRYⅡの家具を、付け替えたり、加えたりすることはできません。

STEP３：オプションを選ぶ

ぷちキャンは、家具とベッドマットの「キット」のみがベースプランです。

ベースプランに、自分が欲しいオプションを加えていきます。

オプション

• 天井ライト
• シートバックテーブル
• 走行充電器、ボルトメーター、調光
• バッテリーメイン･サブ切替システム
• サイドオーニング
• サイドオーニングブラケット
• ルーム遮光カーテン
• ナビゲーション地デジナビ
• フリップダウンモニター

など。

ビルダーの「アシスト」の社長さんは、ご自身のキャンプや車中泊の経験から、「車中泊に本当に必要な装備や家具だけを選んで、不要な装備にお金はかけない」という考えをもってらっしゃいます。

自分の思い描く車中泊スタイルに合ったオプションを付ける事で、満足できる空間ができます。

ライトや電源、カーテンやちょっとした収納などを、自分で購入したり、工夫したりすることで、節約もできるので、より手軽に車中泊を楽しめます。

ぷちキャンはビルダーで購入

ぷちキャンは、大阪府門真（かどま）市のカーショップ「アシスト」さんで注文・購入ができます。

スズキのエブリイをベース車にした、オリジナル軽キャンピングカー「ぷちキャン」を製造・販売しています。

>>カーショップ「アシスト」はどんなビルダー？

軽キャンピングカー専門店なので、軽自動車のメリットをふんだんに生かし、デメリットを解決してくれています。

>>軽キャンピングカーのデメリットを知りたい！

ぷちキャンは夫婦2人の車中泊にピッタリ

本格的な「キャンピングカー」となると、敷居が高く、手が出せない…私にはそんなイメージがあります。

装備が本格的で、大きなキャンピングカーは、高価で、維持費もかかる、停めておくスペースも必要…などと、私たちの身の丈にあったものではありません。

とてもあこがれますが。

でも、ぷちキャンなら、

価格もリースナブルで、維持費も低い。

見た目が普通なので、普段の生活でも乗れ、仕事に、買い物に、子どもの送迎に、役に立っています。

ベース車がエブリイなので、普段使いでも広々とした実用的な空間になり、便利で使いやすいです。

「ぷちキャン」は、車中泊を小さく始められて、小さくても楽しみや感動が大きい軽キャンピングカーです。

ぷちキャンを体験できる所

軽キャンピングカーが欲しいと考えているなら、購入前にしっかりと見に行きましょう。

キャンピングカーを知る・見るには、キャンピングカーショーやイベントに行くのがおすすめです。

特に、マットの質感やベット展開のカンタンさなど、実際に触れて・体感しないと分かりません。

私も、キャンピングカーショーに行ったとき、アシストさんのブースでぷちキャンを見て、しっかりと検討・吟味を重ねました。

>>関西キャンピングカーフェスティバルで見てきたこと

ビルダーのスタッフの方にお話しを聞けることも重要で、アシストさんのスタッフの方が明るく、親身になって対応してくれたことも良かった点です。

他に、ぷちキャンを見る・知るには

などがあります。

様々な雑誌にも取り上げられていて、人気の高さがうかがえます。

まとめ：ぷちキャンは夫婦の希望をかなえてくれる

軽自動車でありながら、エブリイの広い荷室と高い天井を生かした「ぷちキャン」。

気軽に「非日常」を味わえる「動く小さな別荘」

日常生活でもぷちキャンを楽しめ、夫婦２人の旅にも快適な特別な時間を作れます。