- ポータブル電源の充電方法にはどのようなものがあるの?
- 走行充電やソーラーパネル充電はかんたん?
- 充電には時間がかかるの?
ポータブル電源を購入する前に知っておきたいこんな悩みにお答えしていきます。
この記事を読むことで、具体的な充電方法が分かり、ポータブル電源を便利に使いこなすことができます。
定年後にキャンピングカーを購入することを夢みていましたが、定年を待たずに購入しよう!と決めたちかもあです。
- AC電源(家庭用コンセント)で充電
- 走行充電(シガーソケット充電)
- ソーラーパネル充電
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こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
ポータブル電源の充電方法
ポータブル電源はインバーターの付いたバッテリーですので、電源内にあるバッテリーに電気を蓄えています。
ポータブル電源を安全に充電するためにも、正しい充電方法を知っておきましょう。
充電する時の注意点
- 熱が逃げにくくなるので、容器などには入れずに充電する
- 風通しのよい涼しい場所で充電する
- 充電中は、ポータブル電源の周りにモノを置かない、壁に近づけすぎない
- 感電防止のために水や水蒸気から出来るだけ遠ざけて使用する
- 濡れた手でのプラグの抜き差しは避ける
- ポータブル電源に接続する機器類及びケーブルも異常が無いかこまめにチェック
安全で正しい充電をし、ポータブル電源が長持ちするように、保管方法も確認しておきましょう。記事で詳しく解説しています。
AC充電(家庭用コンセントで充電)
AC電源とは交流電流のことで、家庭用コンセントから供給されているのが交流電流です。
AC電源からの充電は、ポータブル電源の使用前にあらかじめご自宅で充電する場合に適していて、一番よく利用される充電方法です。
ポータブル電源を購入した時に一緒に同梱されている、付属のACアダプターを使って充電します。
安定して充電でき、シガーソケット充電やソーラパネ充電に比べて早く充電ができます。
シガーソケット充電(走行充電)
シガーソケット充電は、ポータブル電源からケーブルを車内のシガーソケットに接続して利用します。
ケーブルをつないだ状態で、車を走らせてポータブル電源に充電をします。
車内で充電できるので、移動の間に充電を行えます。
AC充電(家庭用のコンセント)に比べると、給電量は小さいので、充電には時間がかかりますが、車で充電ができるので、移動時間を有効に使うことができます。
充電にかかる時間は、メーカーごとに異なり、ポータブル電源の容量によっても異なります。
ソーラーパネル充電
太陽の光を、ソーラパネルに直接当てることで、発電し、ポータブル電源に電気を充電できます。
太陽の光が必要なので、季節や天候によって、電気の供給量は安定しにくいですが、アウトドアや災害時などの電源のない環境では、とても役に立ちます。
折りたたみ式で、コンパクトに収納でき、持ち運びしやすい所がよいです。
昼の間に、ソーラーパネルからポータブル電源に充電をしておき、夜間に必要な家電の電力供給に使えるので、時間と電気を有効に使うことができます。
ポータブル電源を、ソーラーパネルと一緒に屋外に出して充電するときは、差し込み口に、ホコリや泥などの異物が入っていないか確認しましょう。
ポータブル電源は、直射日光が当たると、劣化しやすいので、直接太陽の光が当たらないようにしましょう。ソーラーパネルの影に入れるか、日影になる場所に置いて充電しましょう。
ポータブル電源への充電は、ソーラーパネルがあるとエコで節電にもなります。ソーラパネルの選び方は記事で詳しく解説しています。
急速充電ができるポータブル電源も!
充電にかかる時間
ポータブル電源の満充電にかかる時間は、ポータブル電源のメーカーや容量によって違いますが、大体5~8時間程度が目安となります。
満充電には長時間かかるので、ポータブル電源を利用するときは、時間に余裕をもって充電をしておく必要があります。
各メーカーでは、充電時間の短縮にも力を入れています。
急速充電ができるポータブル電源
- EcoFlow(エコフロー) 「X-Streamテクノロジー」
- BLUETTI(ブルーティー)EB55 「デュアル高速充電」
- Jackery ポータブル電源 1500 「Twin Turboシステム」
EcoFlow(エコフロー)「X-Streamテクノロジー」
EcoFlow のほとんどの機種に、X-Streamテクノロジーという急速充電技術が採用されています。
家庭用のコンセント(AC入力)で充電(ポータブル電源に入力)する時の電力が約600wと高いです。
80%の充電量になるまでは、1時間以内で充電できます。
100%の充電量になるまでは、業界最速の約1.6時間となっています。
私はEcoFlow RIVER PROを車中泊で使っているよ!
カンタンに使えて快適!
BLUETTI(ブルーティー)EB55 「デュアル高速充電」
BLUETTI EB55 ポータブル電源は、付属のACアダプター(90w)で充電する以外に、別売りオプション品のACアダプターや、ソーラーパネルを併用することで、充電時間を短縮できる、「デュアル高速充電」に対応しています。
デュアル高速充電には2パターンあります。
別売りオプション品のACアダプタ(200w)を2つ使用
合計400wで急速充電→最短で約2時間で完了
200wのソーラーパネルと200wの別売オプションアダプターを同時に使用
合計400wで急速充電→最短で約2時間で完了
Jackery ポータブル電源 1500 「Twin Turboシステム」
Twin Turbo(ツインターボ)システム搭載により、充電速度が速いです。
ACアダプターを2つ(合計500w)使用すると、フル充電で最短4時間での充電が可能です。
ACアダプターは1つのみ付属されていて、2つ目は別途購入が必要です。
1つのACアダプターを使用する場合は、7.5時間で満充電ができます。
有料の車中泊スポットでAC充電できる
車中泊するのであれば、充電ができる車中泊スポットを利用するとよいでしょう。
AC電源が利用できると、AC電源に直接家電を接続して使えたり、ポータブル電源に充電をしておいたりできるので、便利で安心です。
オートキャンプ場には必ずAC電源があるわけではないので、事前に確認しておきましょう。
RVパーク
RVパークとは「日本RV協会が定めている条件」を満たしている、車中泊をするための施設です。
「快適に安心して車中泊が出来る場所」として、日本RV協会が提供しています。
- 4m×7m程度の駐車スペース
- 1週間程度の滞在が可能
- 24時間利用可能なトイレ
- 100V電源が使用可能
- 入浴施設が施設内又は15km圏内にある
- ゴミ処理が可能
- 入退場制限が緩やかで予約が必須ではないこと
- RVパークの看板を設置すること(ロゴは協会が作成、設置は施設で行う)
オートキャンプ場
オートキャンプ場では、「AC電源サイト」といって、AC電源が使えるスペースがあります。
オートキャンプ場とは、キャンプをする決まったスペース(サイト)まで、自分の車で入ることができ、車の横でキャンプができる所です。
オートキャンプ場は、トイレや洗面など、設備やサービスが整っている所が多いので、安心して、車中泊スポットとして利用できます。
まとめ:充電方法を知ってポータブル電源を効率よく使おう
- AC電源(家庭用コンセント)で充電
- 走行充電(シガーソケット充電)
- ソーラーパネル充電
ポータブル電源があることで、車中泊はより快適で楽しいものになります。
充電する方法や場所を使い分けながら、効率よくポータブル電源を使ってみてください!