【エコフローシリーズ】のポータブル電源の選び方｜RIVER・DELTAを徹底比較

こんな悩みはありませんか？

私は、車中泊でEcoFlow RIVER pro（エコフローリバープロ）を使用しています。

パートナーと2人で、１泊２日の車中泊であれば、RIVERシリーズの中から選ぶとよいです。

EcoFlowのラインナップからの選び方

EcoFlowのポータブル電源には「DELTAシリーズ」と「RIVERシリーズ」があります。

それぞれの違いをどのように比べていけばよいかをステップ形式で解説していきます。

STEP1：容量と出力を確認する

DELTAシリーズとRIVERシリーズのどちらを選べばよいか？の一番の基準は

容量

ポータブル電源を使うときに確認する、一般的な容量の目安は以下の図のようになっています。

車中泊で１泊２日くらいの予定であれば、RIVERシリーズの中から選ぶとよいです。

出力

ポータブル電源が出力できる電力を「定格出力」と言います。

「定格」とは「一定で同じ電力を出し続けられる」という意味です。

家電を動かすことができる電力（ｗ）は「消費電力」といいます。

例えば…

　定格出力が「300ｗ」のポータブル電源では、

• 　10～40ｗの消費電力の扇風機は使える

• 　1200ｗの消費電力のドライヤーは使えない

「車中泊で使用したい家電の消費電力が何Wか」を調べて、それらの家電をポータブル電源の出力で動かす（使う）ことができるかを確認しましょう。

暑い季節の扇風機やスポットクーラー、寒い季節の電気毛布やストーブなどは、使うことで車中泊が快適になります。

さらに、趣味や楽しみのために色々な家電を使って、もっと車中泊を楽しめます。

EcoFlowのポータブル電源なら、1000ｗを超えるような家電を使うこともできます。

STEP2：大きさと重さを確認する

ポータブル電源の容量が大きいほど、家電を使える時間は増えます。

しかし容量が大きくなるほど、ポータブル電源の大きさと重さが増えます。

軽自動車での車中泊の場合、荷物を載せるスペースに限りがあります。

ポータブル電源のサイズが大きいと、車内の空間を使いにくくなります。

重くなると、持ち運びが容易ではありません。

軽自動車内で「ちょっとポータブル電源を移動させたいな」と思った時に、カンタンに移動できるのはとても便利です。

5～7㎏くらいであれば、女性でも片手で持てるくらいの重さで、持ち運びがしやすいです。

STEP3：バッテリー容量を拡張できるか

EcoFlowのポータブル電源は、本体に着脱できる専用エクストラバッテリーをつける(つなぐ）ことで、バッテリー容量を拡張できます。

ポータブル電源を使用していて、「やっぱりもっと容量が欲しいな」と思った時に、専用のエクストラバッテリーを後から購入して、容量を追加できるので便利です。

シーンに合わせて容量を使い分けると、車中泊でできることが広がります。

エクストラバッテリーで容量拡張に対応できるかは、ポータブル電源のタイプによって、違います。

EcoFlowの全てのポータブル電源に容量拡張は対応していません。

DELTA（デルタ）シリーズ徹底比較

DELTAシリーズは、全部で4種類。

製品名	DELTA Pro	DELTA 2 Max	DELTA Max	DELTA 2
容量	3,600Wh	2,048Wh	2016Wh	1024Wh
定格出力	3,000W サージ 6,000W X-Boost 3,750W	2,000W サージ 4,000W X-Boost 2,400W	2,000W サージ 4,200W X-Boost 2,400W	1,500W サージ 2,250W X-Boost 1,900W
電圧（AC出力）	100V	100V	100-120V	100-120V
周波数	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz
サイズ	約63.5 x 28.5 x 41.6cm	約49.7 x 24.2 x 30.5 cm	約49.7 x 24.2x 30.5 cm	約40.0 x 21.1 x 28.1 cm
重さ	45kg	23㎏	22kg	12㎏
出力ポート数	AC　 4つ（20A） 1つ（30A） DC　2つ シガーソケット 1つ USB-A　4つ USB-C　2つ	AC　6つ DC　2つ シガーソケット 1つ USB-A　4つ USB-C　2つ	AC　6つ DC  2つ シガーソケット１つ USB-A 4つ USB-C 2つ	AC　6つ DC  2つ シガーソケット１つ USB-A 4つ USB-C 2つ
充電方法	AC ソーラー シガーソケット EVステーション スマート発電機	AC ソーラー シガーソケット	AC ソーラー シガーソケット スマート発電機	AC ソーラー シガーソケット
リチウムイオン電池の種類	リン酸鉄	リン酸鉄	三元系	リン酸鉄
サイクル数	3,500回以上	3,000回以上	800回以上	3,000回以上
拡張バッテリー( 別売り）	あり	あり	あり	あり
ソーラーパネル	〇	〇	〇	〇
充電時間 （AC充電）	約3.1時間	約84分（80％）	約2時間	80分
価格	440,000円	254,100円	242,000円	143,000円
保証期間	5年	5年	3年	5年
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DELTAシリーズ販売の経歴

RIVER（リバー）シリーズ徹底比較

RIVERシリーズは、全部で5種類。

製品名	RIVER２Max	RIVER Max	RIVER２Pro	RIVER Pro	RIVER 2
容量	512Wh	576Wh	768Wh	720Wh	256Wh
定格出力	500W	600W	800W	600W	300W
サージ（最大）出力	1000W	1200W	1600W	1200W	600W
X-Boost	750W	750W	1000W	1000W	450W
電圧（AC出力）	100-120V	100V	100-120V	100-120V	100-120V
周波数	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz	50Hz/60Hz
サイズ	約26.9 x 25.9 x 19.6cm	約28.8 x 18.5 x 25.3 cm	約26.9 x 25.9x 22.6 cm	約28.8 x 18.5 x 25.3 cm	約24.5 x 21.5 x 14.5cm
重さ	6.1kg	7.7㎏	7.8kg	7.2㎏	3.5㎏
出力ポート数	AC　4つ DC　2つ シガーソケット 1つ USB-A　3つ USB-C　1つ	AC　3つ DC　2つ シガーソケット 1つ USB-A　2つ USB-C　1つ	AC　4つ DC  2つ シガーソケット１つ USB-A 3つ USB-C 1つ	AC　4つ DC  2つ シガーソケット１つ USB-A 3つ USB-C 1つ	AC　2つ DC  1つ シガーソケット１つ USB-A 2つ USB-C 1つ
充電方法	AC ソーラー シガーソケット USB-C充電	AC ソーラー シガーソケット	AC ソーラー シガーソケット USB-C充電	AC ソーラー シガーソケット	AC ソーラー シガーソケット USB-C充電
リチウムイオン電池の種類	リン酸鉄	三元系	リン酸鉄	三元系	リン酸鉄
サイクル数	3000回以上	800回以上	3000回以上	800回以上	3000回以上
拡張バッテリー	なし	あり	なし	あり	なし
ソーラーパネル	〇	〇	〇	〇	〇
充電時間 （AC充電）	60分	90分	70分	90分	60分
価格	64,900円	63,800円	88,000円	79,800円	29,900円
保証期間	5年	2年	5年	2年	5年
公式ページ	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

EcoFlowとは

会社の歴史と知名度

EcoFlow Technology（エコフローテクノロジー）は、2017年に中国・深センで設立されました。

アジアのシリコンバレーと呼ばれるハイテク都市、深セン。

深センには、世界的に有名なハイテク企業や有力企業が拠点を構えています。

EcoFlow Technologyは、独自の研究開発による技術革新で、ポータブル電源をはじめとしたエネルギー分野で新しい可能性を切り開く最先端テクノロジー企業です。

EcoFlow Technologyの製品は、キャンプやアウトドアにとどまらず、産業利用、災害時の非常用電源といった、幅広い場面での利用が拡大しており、人々の新たな生活環境や業務活動の機会を生み出しています。

アウトドアやオフグリッドが盛んな欧米を中心に、海外での知名度は高く、アメリカの経済雑誌『Forbes』やニュース雑誌『TIME』などでも度々取り上げられるほど。

「EcoFlow　DELTA pro」がアメリカTIME誌のThe 100 Best Innovations of 2021（2021年の発明ベスト100）に選出されました。

EcoFlowのすごい所

他のメーカーにはない、EcoFlow独自の技術がたくさんあります。

技術力の高さは、全体のおよそ40％が研究開発スタッフという組織構成にも起因しています。こうした体制は、新製品をタイムリーにリリースするために重要なポイントで、他社では短期間で真似することは不可能な組織としての力でもあります。

EcoFlow公式ページ

ほんとに早い！急速充電ができる

エコフローには短時間で大容量ポータブル電源を充電可能な「X-Stream急速充電」の機能があります。

充電が早いことは本当に助かります！

家庭用コンセント（AC充電）からの充電では、80％までは1時間以内ででき、100％充電まで、わずか1.6時間と、業界最速の充電時間です。

X-Streamテクノロジーは特許申請中で、他のメーカーにはない、EcoFlow独自の技術です。

限られた時間で充電が必要な時、業界平均の充電時間の8時間では、少しひやひやとします。

• うっかり充電を忘れてしまった時

• 災害などの緊急時

などに、大変便利な機能です。

すぐに避難する！という緊急の場面でしたが、ポータブル電源への充電完了が早く済んだのでとても助かりました。

>>大雨被害【避難所でひと晩過ごした体験談】

消費電力が大きい家電も使える

消費電力の大きい家電も使うことができる技術を「X-Boost（エックスブースト）テクノロジー」と言います。

X-Boost（エックスブースト）テクノロジーも特許申請中で、EcoFlowの独自の技術です。

大体のポータブル電源は、定格出力以上の大きな消費電力のある家電を使うと、保護機能が働いて給電が止まってしまいます。

一般的に、「大きな消費電力」とは、1000ｗ以上の消費電力をいいます。

家電本来の性能（消費電力）で使えず、パワー不足を感じることもあるかもしれませんが、大きな消費電力の家電を使えると、車中泊がより便利に快適になります。

例えば、IHケトルの場合、沸かす力が弱くなる（＝ケトルの消費電力を押さえている）のでお湯が沸くまでに時間がかかってしまいます。

ドライヤーなら、弱い温風になるので勢いよく髪を乾かすことはできません。

X-Boost機能はすべての家電に対応しているわけではありません。

機密機器などの多くの製品は電圧保護機能があり、電圧が低くなると停止してしまう製品にはX-Boost機能は使用できません（例：エアコン、コンプレッサーなど）。

バッテリーマネージメントシステムで安心

ポータブル電源を動かすには、多くの機能が作動しています。

電気に関連する電圧、電流、温度などを管理・制御するシステムのことをバッテリーマネージメントシステムといいます。

安心してポータブル電源を長く使えるようにエコフローの高度な技術が搭載されています。

バッテリーマネージメントシステム(BMS)は、ポータブルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池の電圧・電流・温度を監視し、管理・制御するシステムのことです。

すべてのEcoFlowポータブルバッテリーには、リチウムイオン電池の過充電を防ぎ、安全に充放電が行われるよう独自のBMSが搭載されています。

そうすることで、何年間もの連続使用に耐えるバッテリー性能を維持し、またお客様が安心してご利用いただけると考えております。

EcoFlow公式ページ

容量を後から足せるエクストラバッテリー

EcoFlowのポータブル電源は、本体にある従来の容量で不足を感じた時、あとからバッテリーを足す（つなげる）ことができます。

災害などの非常時には、エクストラバッテリーを足すことで、避難生活が長引いても対応できる安心があります。

私が選んだのは【EcoFlow RIVER pro】

私が、夫婦で車中泊をする時のために選んだのは、「EcoFlow RIVER pro」です。

車中泊での電源は、快適に過ごすためにも必要です。

普段はリビングに保管しておいて、パソコンや扇風機などの家電を使うときにポータブル電源を使用することもあります。

約7㎏で、持ち運びもしやすく、デザインもシンプルで車の中でもリビングでもおしゃれに馴染みます。

夫は「もっと大きいと思ってた」と感じた様ですが、私も「こんなにコンパクトなんだな」と、持ち運びのしやすさにメリットを感じました。

充電速度が速いのが、何より快適！

【レビュー】エコフローリバープロを車中泊で使う|メリット・デメリットを解説|車中泊には必須！ 車中泊初心者の方は必見！ ポータブル電源「EcoFlow RIVER PRO（エコフローリバープロ）」について、 車中...

まとめ：EcoFlowのポタ電は「RIVERシリーズ」がおすすめ

パートナーと2人で、１泊２日の車中泊であれば、RIVERシリーズの中から選ぶとよいです。

を比較して、RIVERシリーズの中から、自分の車中泊スタイルに合ったEcoFlowのポータブル電源を選んでみてください。