- デイズルークスで車中泊はできる?
- 普段乗っている車(軽自動車)で、車中泊するにはどんなポイントがあるの?
- 軽自動車で車中泊をするには何が必要?
こんな疑問にお答えしていきます。
私は、夫婦で日産デイズルークス(軽自動車)で車中泊をしています。
車中泊をやってみたいけれど、キャンピングカーを買うなんて…
今乗っている車(軽自動車)でも、車中泊ができるようにしたい。
軽自動車でも、夫婦2人で車中泊ができます。
デイズルークスは案外広く、特に天井の高さがあるので圧迫感が少ないです。
- 軽自動車「デイズルークス」で車中泊の準備
- これだけあればOK!車中泊に必要なアイテム
- 車内の工夫の仕方
車のシートアレンジは、各メーカーや車種によって様々あります。
フルフラットになる車種であれば、車内を工夫して車中泊ができるスペースを確保できます。
デイズルークスは、2020年3月にフルモデルチェンジしてROOX(ルークス)に変更しています。
この記事で紹介するデイズルークスは、古いですがシートアレンジの工夫の仕方などを参考にしみてください。
この記事で紹介する方法は、デイズルークス以外の軽自動車でも参考になると思います。
>>車中泊とは?
■夫婦で定年を待たずに「今」を楽しむ生き方が大切
■子どもの手が離れ、夫婦で共通の趣味を楽しむ
■ふたり旅が人生を変える
こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
このブログで発信している事【ban map blog】
車中泊をする前に確かめること
車中泊をする前に、自分の車で確認するポイントは
- シートがフルフラットになるか
- 足を伸ばして寝ころべるか
↓下の写真は、デイズルークスの運転席と助手席の背もたれを、後ろいっぱいに倒して後部座席(リアシート)とつなげた状態です。
前列の背もたれが斜めになっているので、完全にフラットにはなりませんが、このくらいの斜め感であれば、車中泊はできます。
この状態で横になって寝てみて、頭や足が窮屈でないか、足を伸ばせるかなど、確認してみましょう。
軽自動車なので、大人2人が横になると、やはり横幅にどうしても窮屈感はあります。
夫婦でお互いに寝返りを打つなどして、試してみましょう。
デイズルークスの仕様
長さ | 339㎝ |
横幅 | 147㎝ |
高さ | 177㎝ |
ナンバー | 5ナンバー |
このデイズルークスは平成26(2014)年2月に購入した車で、約8年半くらい乗っています。
2020年3月に登場した後継モデルは「ルークス」に車名変更をしています。
2022年10月に一部仕様が向上(マイナーチェンジ)し、販売されています。
「軽スーパーハイトワゴン」という、車高が特に高く設計されている軽自動車で、現在の軽自動車の主流となっているカテゴリーです。
シートアレンジのパターン
デイズルークスには、シートアレンジが、2パターンあります。
好みのパターンに設定できますが、車中泊をするには不向きなアレンジもあります。
- 前列の背もたれをフルに倒す
- 2列目を床下に入れる
前列の背もたれをフルに倒す
このシートアレンジが、車中泊に向いています。
運転席と助手席のヘッドレストを外して、背もたれを一番後ろ(下)まで倒します。
リアシート(後部座席)との隙間ができないように、調整してくっつけます。
とても簡単にフラットにできるので、寝る環境の準備はそれほど時間はかかりません。
このようにフラットにした状態で、大人2人で足をのばして眠れます。
夫は身長170㎝、私(妻)は155㎝。
↓下の写真は、2020年3月にフルモデルチェンジしたROOX(ルークス)のシートアレンジです(ROOXの室内)
フルモデルチェンジしたROOX(ルークス)のリアシート(後部座席)は、背もたれを床下に収納しなくても、背もたれを折りたたむようにするだけでフラットになります。
私が乗っているデイズルークスより、広いスペースで眠れます。
- 倒したシートはでこぼこしている
- 前列の背もたれフラットにならず、やや斜めに傾いている
- シートベルトの差し込みの部分(バックル)が飛び出ているので、このまま寝るには不快
他の車種にもよりますが、シートはフラットになりきらないことも多いです。
シートのでこぼこを解消するには、マットを使うとよいです。
私たちはインフレータブルマットを使って快適に眠れているよ!
天井は高いので、頭の部分には比較的余裕があります。
車内で寝たり、座って作業をするにも、そこまで圧迫感はありません。
2列目を床下に入れる
もう一つのシートアレンジは、リアシートを床下に納める方法です。
運転席と助手席の背もたれは、前に約45度くらい倒れるだけで、折りたたむことができません。
リアシートとトランクの部分だけでは、身長155㎝の私でも、足を伸ばして寝る事はできません。
車種によって、シートアレンジは様々です。
自分が普段乗っている車でも、どのようにシートを動かすと、車中泊できるようになる
か確認してみましょう。
最低でも「これだけあれば」車中泊ができるアイテム
これだけあれば、車中泊ができるアイテム
- マット(インフレータブルマット)
- 目かくし
- ライト
- 充電機器
下の写真は、夫婦二人が、寝るだけの車中泊に必要な道具やアイテムをトランクに乗せている所です↓
後部座席や、後部座席の足元にも、まだまだ荷物を載せる余裕があります。
↓後部座席の足元に空間ができるので、十分な収納スペースになります。
- 食事は外食、または購入したものを車内で食べる
- 「季節ごとに必要なアイテム」は載せない
ようにすると、荷物は少なくなります。
とはいえ、車中泊をする季節によっては、必要なアイテムは増えます。
- 扇風機・クーラー
- 電気毛布
- 寝袋
など、必要なアイテムをそろえて、どれくらい乗せられるか確認してみましょう。
車内で調理をするのであれば、調理道具の準備と、収納場所の工夫が必要です。
マット
シートアレンジをして、フラットになるとはいえ傾きは残ります。
シートベルトのバックルがでこぼこしていることもあります。
そんなときにはマット、「インフレータブルマット」が必須です。
シートはフラットになりますが、完全にフラットになりません。
- でこぼこする
- 傾きがある
- 飛び出た部分がある
これを解決してくれるのがインフレータブルマットです。
インフレータブルマットは、空気だけではなくウレタン素材(スポンジの様な素材)が入っているので厚みがあり、ある程度のシートのでこぼこを解決してくれます。
シートベルトのバックルのでっぱりは気になりません。
マットについているバルブを開けるだけで、自動で空気が入ってくるので、簡単に設営できます。
私が使っているインフレータブルマットは2つあります。
ブランドは
WAQ(ワック)
VENTLAX(ヴェントラクス)
>>WAQとVENTLAXのインフレータブルマットの比較・レビュー
どちらも、厚みが約8㎝あり、小さなでこぼこや傾きは気にならず、よく眠れます。
底つきせずに体の痛みも少ないです!!
車中泊をするなら、インフレータブルマットは必ず用意しておくとよいでしょう。
目かくし
車中泊をする時には、プライバシーを守るために、窓にカーテンやシェードをつけることが必要です。
夜になり、車内を明かりで照らしていると、外から車内が見えてしまいます。
私がデイズルークスに実施した目かくしは
- 窓にはダイソーのアルミレジャーシート
- フロントガラスにはサンシェード
- リアゲートには遮光カーテン
窓にはアルミレジャーシート
私は、自作で、窓の目かくしを作りました。
ダイソーのアルミレジャーシートを、窓のサイズに合わせて、ハサミとカッターで切りました。
アルミシートなので、冷たい外気を窓から感じにくくなります。
窓のサイズより、5mmから1㎝くらい大きくカットして、窓枠にはめ込むようにすると、ぴったりとはさまって、落ちてこないです。
カンタンにはめる事ができるので、夜に寝る環境を準備する時にも便利です。
車中泊用のカーテンも販売されているので、車の窓のサイズに合わせて選んでみてね!
自作でカーテンを作ることも考えましたが、布代が案外かかり、カーテンレールの工夫が難しかったので断念しました。
アルミレジャーシートを切って窓にくっつけるだけ、という低コストで簡単な方法にしました。
段ボールで代用することも考えましたが、すぐに劣化してしまいます。
持ち運ぶ時にも結構かさばります。
アルミレジャーシートなら、軽くて、くるくる丸めて収納できるので、場所も取りません。
手作りは難しい!ならデイズルークス専用のサンシェードがあるよ!
車のタイプを確認して選んでみてください。
フロントガラスにはサンシェード
フロントガラスには、サンシェードを開いて置くだけ。
たわんでくる部分はサンバイザーで押さえておくと簡単に固定ができます。
上下の隙間から、少し光が漏れてしまいますが、夜間は気になりません。
ほんとに楽ちん!夏の暑さも軽減!
リアゲートには自作カーテン
車内で使うカーテンは、遮光カーテンか、または厚めの生地がよいです。
薄い生地だと、夜の車内をライトで明るくした時に、車内がぼんやりと透けてしまうからです。
デイズルークスのリアゲートの目かくしには、ニトリの遮光カーテンを、使っています。
もともと自宅にあって、使っていなかったカーテンです。
↓カーテンをかける部分はダイソーのカーテンワイヤーと、カーテンを止めるクリップを使っています。
↓簡単に取り付けられ、カーテンをクリップにはさむのも面倒ではありません。
↓カーテンの下方の左右は、ひらひらと隙間が開くので、マグネットクリップ(ダイソー)を使っています。
マグネットクリップは、リアゲートの鉄の部分にくっつけるだけなので、簡単に開閉できます。
ライト
車中泊で使うライトはLEDランタンがおすすめです。
軽自動車なので、コンパクトなものがよいです。
- 荷物が軽量化できる
- 車内で持ち運びがカンタンにできる
コンパクトでも、車内を照らすには十分な明るさがあり、夜の車内の作業にも困りません。
>>私が使っているおすすめのランタン【DODのLEDランタン】
充電機器
1泊の車中泊で、スマホを充電するだけなら、モバイルバッテリーがあれば十分。
でも私は、スマホ以外の家電を使いたいと思い、ポータブル電源を購入しています。
>>私が使っているポータブル電源【EcoFlow RIVER PRO】
モバイルバッテリーとポータブル電源は容量が違います。
出力端子も異なり、
出力端子 | |
モバイルバッテリー | USBのみ |
ポータブル電源 | AC(コンセント)出力、DC出力、USB |
ポータブル電源は、より多様な家電に使えます。
扇風機、炊飯器、IH調理器、ドライヤーなど、車中泊で使える家電が増えるので、とても快適に過ごせます。
ポータブル電源があることで、季節ごとに必要なアイテム(家電)を使えたり、調理に必要な家電を使えるので、とても便利です。
まとめ:普段乗っている軽自動車でも車中泊できる
車中泊をやってみたいけれど、車中泊専用の車を買うなんてできない。
軽自動車、日産「デイズルークス」で、大人2人で車中泊ができます。
普段乗っている車(軽自動車)で車中泊をするには
- シートアレンジの方法
- 大人2人で窮屈さはないか
- 荷物を載せるスペースはあるか
そして、「これだけ用意すればとりあえず1泊できる」というグッズを揃えます。
- マット(インフレータブルマット)
- 目かくし
- ライト
- 充電機器
これ以外でも、自分たちが必要だと思うアイテムを用意して、一度車中泊をしてみてください!
車の中で寝るのは、何とも言えないわくわくとした気持ちで、普段とは違う楽しみを感じられます。
朝起きたら、きれいな景色を楽しめ、開放的な気分になり、車中泊のとりこになります。
夫婦の会話が増え、楽しみが増えますよ!