- 軽キャンピングカーの購入を考えているんだけど、維持費がいくらになるのか気になる
- どんな種類の維持費があるのか知りたい
軽キャンピングカーの本体価格は、普通のキャンピングカーの価格に比べて、安くすむことが多いと言われています。
しかし、軽キャンピングカーを購入したあと、維持費が多くかかるとなると、家計への負担が心配ですよね。
維持費を知ることで、軽キャンピングカーを購入して楽しみ続けるためのプランを立てやすくなるよ!
- 軽キャンピングカーの維持費の種類
- 維持費はいくらかかるのか
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こんな考えを持っている40歳・言語聴覚士・2児の母です。
軽キャンピングカーの維持費
軽キャンピングカーを購入した後、どのような維持費があるのでしょうか?
「軽」は、維持費が安いというメリットがあります。
- 税金
- 車検
- 保険
- 修理費
- ガソリン代
- 高速料金、フェリー代
- 駐車場代
軽キャンピングカーの購入にローンを組んだ場合、ローン返済の金額も月々の支払い金額に加わります。
軽自動車のナンバープレートのナンバーの違いによって、費用が異なってくる維持費もあります。
それぞれ解説していきます!
税金(軽自動車税)
ベースの車両(ナンバーの違い)によって、税金納税額が変わります。
8ナンバー | 4ナンバー | 5ナンバー | |
軽自動車税(1年間) | 10,800円 | 5,000円 | 10,800円 |
重量税(※) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
通常4月1日に軽自動車税の割り当てが確定して、そこから1年分の税金を支一括で支払います。「月割り」はありません。
軽自動車税に分納の制度はないので4日2日以降に新車を購入した場合、初年度は課税されません。
車検
8ナンバー | 4ナンバー | 5ナンバー | |
車検期間 | 初回の車検 2年後 以降 2年ごと | 初回の車検 2年後 以降 1年ごと | 初回の車検 3年後 以降 2年ごと |
重量税(年間) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
ただし、4ナンバーの車両の車検は初回が2年後、以降1年ごとです。
自動車重量税とは
自動車の新規登録時と車検の度に納める税金です。
軽自動車では一律3,300円(年間)です
- 国税として納める
- 1年ごとにかかる
- 納付の手続きを毎年行うのではなく、車検の時に払うことが一般的
重量税は
- 車種
- 自動車の重量
- 新車登録からの経過年数
に基づいて課せられる税金です。
車検費用
法定費用と車検基本料があります。
法定費用
国によって定められていますので、業者問わずどこでも金額は変わりません。
- 自動車重量税(6,600円)
- 自賠責保険料
- 印紙代
車検基本料
車検の依頼先によって、相場が変わります。
- 点検整備費用(整備内容、交換部品により変動)
- 代行手数料 など
車検依頼先には、正規ディーラー、民間の整備工場、車検専門店、カー用品店、ガソリンスタンドなどがあります。
8ナンバーの軽キャンピングカーの車検に対応しているお店かどうかも確認しておきましょう。
軽キャンピングカーのうち8ナンバー軽キャンや、「キャブコンタイプ」(軽トラをベース車としたもの)では、車内の装備品などが特殊であることもあるので、部品の交換や修理にコストがかかる場合もあります。
車検の費用を節約したいなら、車検を通すために必要最低限の整備に限っていて、その分料金設定が安いお店に依頼するのがおすすめです。
車検内容や受付曜日の細かい希望を聞いてくれるなどに対応してくれるお店がより便利です。
見積もりを取って費用を確認し、自分が希望する整備項目の充実と予算に合っているかチェックしてください。
保険
自賠責保険
自動車の所有者全員が法律により加入を義務付けられている保険です。
自賠責保険 | 8ナンバー (特殊用途自動車:軽自動車) | 4・5ナンバー (軽自動車) |
12か月 | 8,750円 | 12,550円 |
13か月 | 9,040 | 13,150円 |
24か月 | 12,200円 | 19,730円 |
25か月 | 12,480円 | 20,310円 |
任意保険
軽キャンピングカー(8ナンバー特殊用途自動車)は、車内の設備や装備がカスタマイズされているので、どの保険会社でも任意保険に加入できるものではありません。
保険会社により、保険料・保障内容が異なります。
軽キャンピングカーの場合、補償内容が変わらずに、保険料を下げることができる事もあります(保険会社により違いがあるので注意が必要)。
軽キャンピングカーを所有しているのであれば、「車検証」を確認してみましょう。
「自動車の種別」の項目が「軽自動車」となっている場合は、保険契約内容を検討することができるかもしれません。
修理費
運転を続け、長く距離を走る事で、消耗してくる装備や部品があります。
どのくらいの距離を走るか、どんな運転をするかにもよりますが、必要な修理費を確認してみましょう。
- オイル交換
- オイルフィルター
- タイヤ交換
- 洗車
- 各装備や設備の修理 など
とくに、8ナンバー(特殊用途自動車)の軽キャンピングカーでは、装備品の不具合が発生し、修理が必要になります。
長く軽キャンピングカーを楽しむために、修理にどんな項目があり、費用がどれくらいかかるのか確認しておきましょう。
ガソリン代
ガソリン代は、時期によりガソリン価格の変動に影響されます。
やりたいこと・行きたいところは十人十色。
遠くに行く、近くで移動、山道を行く、軽キャンの中で過ごす、電気をよく使う など。
「自分が考えている軽キャンを使う目的」によって、ガソリンを使う場面が多いのかどうかを考えてみましょう。
高速料金、フェリー料金・運賃
高速料金
8ナンバー軽キャンピングカーの高速料金は、ベースとなる車両を基準に決まります。
軽自動車をキャンピングカーにした場合は、軽自動車の高速料金が適応となります。
ドライバーズサイト(料金・ルートを選ぶ)
フェリー料金・運賃
各フェリー会社によって、運賃体系が異なります。
お得な割引もあるので参考にして下さい。
- インターネット割引
- 往復割引
- JAF割引
- 早期購入割引 など
繁忙期間、通常期間などによっても、割引の適応内容は各フェリー会社によって異なります。
利用したいフェリー会社のホームページなどでご確認下さい。
駐車場代
車庫証明
車庫証明とは、所有する自動車を保管する場所を証明するためのものです。
車庫証明がなければ、車の登録やナンバーの取得はできません。
- 自分自身で取得する
- ディーラーや販売店に代行してもらう
自分自身で取得する場合
・手数料 2000円~2200円くらい
・標章代 500円
車庫証明の手数料は、各都道府県によって、金額が異なります。
車庫証明を取得する管轄は警察署の交通課です。
手続き・申請方法、手数料などは、窓口に問い合わせてみましょう。
ディーラーや販売店に代行してもらう場合
「自分自身で取得する場合」の金額に加えて、「代行手数料」がかかります。
ディーラーや販売店によって手数料は変わります。
事前に確認しておきましょう。
駐車場
自宅の敷地内・自宅の契約駐車場・近隣の駐車場など、停めておく場所やかかる駐車場代を確認しておきましょう。
出かけた先、目的地の駐車場では、軽自動車の駐車場代で停められる所もあります。
道の駅、サービスエリア、RVパーク、など、行き先によって駐車場がどのように利用できるかも確認しておきましょう。
8ナンバーの軽キャンピングカーは、普通自動車と同じ駐車場代を払わなければならない所もあるようです。
まとめ:維持費を知ることで、自分のスタイルにあった軽キャンを選ぶことができる
自分のライフスタイルや目的に合った軽キャンピングカーを購入する場合、「維持費」にどんな種類があるか・どれくらいかかるのかをシュミレーションしておく必要があります。
軽自動車をベース車とした軽キャンピングカーは、軽ならではの維持費削減の大きなメリットがあります。
特に、高速料金やフェリー運賃、税金、車検などは軽なら費用が抑えられるのでメリットでです!
- 税金
- 車検
- 保険
- 修理費
- ガソリン代
- 高速料金、フェリー代
- 駐車場代
削減できる維持費があれば、より快適に軽キャンでの旅を楽しむことができます。