車中泊とは
決められた駐車スペースやキャンプ場などに車を停めて、車の中で寝泊りをして、食事もすること。
「車で寝て泊まる」というと、
- 本格的なキャンピングカーで、キッチンやベッドもある
- 長距離トラックのドライバーが高速道路のサービスエリアなどで仮眠をする
などをイメージするかもしれません。
現在は、「車中泊」が新しい旅の形として広く知られるようになっています。
- 車中泊ができるような、工夫がされている車が多くなってきている
- 車で快適に過ごすための、おしゃれなアイテムやグッズがある
などの理由から、車中泊を始める人が増えてきています。
楽しみ方は十人十色…
- 本格的なキャンピングカーに乗って旅をする人
- 普段乗っている車を、車中泊できるように工夫している人
- 家を持たずに、車で暮らす「バンライフ」という生き方を選んでいる人
- 勤務時間や場所にしばられずに、自由な働き方をする人
車中泊を通して、それぞれの人生の歩き方や考え方を感じます。
また、災害が発生した時の、緊急時の避難場所や安全確保などの目的で、車内で過ごすという事も増えてきています。
車中泊の魅力は「気軽」で「気まま」
- 時間にしばられない
- 場所を選ばない
- 宿泊費用がかからないもしくは低予算
- 面倒な手続きがいらない
時間にしばられない
旅行やキャンプでは、チェックイン・アウトの時間があり、行動や移動の予定を立てることが必要です。
車中泊をする旅であれば、自分が思ったタイミングで行動ができます。
仕事終わりに、そのまま車で走って車中泊する楽しみも!
夜間に出発をすることで、渋滞を避ける事ができ、ストレスなく観光や旅行を楽しめます。
いつでも気軽に出発できるので、急な予定変更にも柔軟に対応できて快適。
場所を選ばない
車中泊は、車の中で食事をしたり、寝泊りをします。
ですので、宿泊先を選ぶ必要がなく、目的地周辺の、車中泊ができるスペースをすぐに探すことができる手軽さがあります。
気が向けば、どこまででも行けます。
ただ、厳密には、「車中泊をしてはいけない所」があり、ルールやマナーがあります。
宿泊費用がかからないもしくは低予算
ホテルや旅館に宿泊しないので、宿泊費や食費などがかからないか、低予算で楽しめます。
食事は、旅先のグルメを堪能する楽しみもあります。
また、車の中で、オリジナルの食事を自分たちで作って食べる楽しみも大きいです。
車の中で使える便利な調理機器もたくさんあるので、色々な料理を作って試してみるのも車中泊の良い楽しみ方です。
低予算で楽しめるのは車中泊の魅力です。
面倒な手続きがいらない
車中泊なら、電車や飛行機・ホテルの予約をする面倒がいりません。
何か月も前から予約をすることなく、行きたい場所の近くの車中泊スポットへすぐに行けます。
細かく調べる手間がかからないのは、忙しい時でもスムーズに計画が立てられます。
キャンプと車中泊の違いは?
キャンプは、テントやタープを張って、寝るスペースの確保をします。雨や風が強いと、テントなどはうまく設営できないこともあります。
車中泊なら、雨や風が強くても、車体に守られ車内で過ごす事はできます。
危険な天候では車中泊でも無理はしないようにしましょう。
また、車中泊なら、寝る所が車の中なので、テントを設営する手間がありません。
テーブルやいすなど、必要な道具だけ用意することで、オートキャンプ場で快適に楽しく宿泊できます。
私はキャンプも大好きです!テント泊の楽しさも魅力です
車中泊とキャンプには、共通するアイテムもたくさんあります。
キャンプと車中泊を組み合わせながら、楽しみ方をカスタマイズしていくとよいですね。
車中泊の始め方
気軽に、手軽にできる車中泊ですが、初めて車中泊をする人に知っておく知識について解説します。
- 車中泊をしてもよい場所
- マナーやルール
- 車中泊に必要なアイテムや道具
- 泊まる場所について集めておく情報
車中泊をしてもよい場所
車中泊は、どこでしても良いという訳ではありません。
どんな所に泊まっていいのか?車中泊ができる場所を参考してみて下さい。
マナーやルール
「自由で、気ままにできる」のが車中泊の魅力なのですが、最低限のルールやマナーを知って、迷惑をかけないように情報を得ておく必要があります。
準備をして快適な車中泊を楽しみましょう。
車中泊に必要なアイテムや道具
【初心者向け】快適な車中泊を楽しむためのアイテムや道具を解説します。
>>記事作成中です
泊まる場所について集めておく情報
車中泊をするスポットを決める時に、集めておく情報があります。
周囲の環境について
- 混雑状況
- 夜の周囲の環境
- 人通り
- 静かさ
周囲の施設について
- 病院、警察
- 入浴施設
- 買い物できるところ(コンビニ、スーパー、ホームセンター)
- ガソリンスタンド
など、調べられる範囲で情報を集めてみて下さい。
車中泊をする理由
車中泊は「手段」です。
どんなことをしたいか、という目的(趣味や興味)は十人十色。
- 行ってみたい所がある。観光、温泉、旅、景色を見る、自然を感じる、地元の人と触れ合うなど
- やりたい事(登山、釣り、ウォーキングなどの趣味)がある。そのために車中泊をしていく
最近では、「車の中で過ごす・泊まること」自体が楽しみになっていることもあります。
車内は思っている以上に居心地がよく、秘密基地のようでワクワクします。
本格的で便利な車中泊アイテムがあることで、車内で過ごす時間に価値をもたせることができます。
車中泊を楽しんでいる方たちの発信や情報に触れ、本当に楽しそうで、生き生きしている姿を見て、「私たちも夫婦で楽しみたい!」と強く感じるようになりました。
私たち夫婦が車中泊を楽しみ、なぜ続けるのかというと、夫婦で会話が増えるからです。
そこに車中泊の魅力を感じています。
旅行先、行きたい所、やってみたい事など、夫婦で「次はここに行きたい」「こんなこともしてみたい」「こんな料理を作ってみたい」などと、普段の楽しみが増え、会話も増えます。
車中泊で注意する事
時間や場所にしばられない、手軽な車中泊ですが、注意する事がいくつかあります。
それは安心で快適であることです。
プライバシーと安全対策
夜間に、車の中で電気をつけると、外から車の中が丸見えになってしまいます。プライバシーを守るために、車の窓にはしっかりと目かくしをしましょう。
カーテンやシェードなどを使って、光が漏れない様に工夫をします。
周囲の環境が危険ではないか、怪しい人がいないか、は不安な事です。
車内は鍵をかけることもできますが、無防備な状態であることも事実。
防犯対策を意識して、夜間を過ごしましょう。
快適に過ごすために
車の中であっても、夏の暑さと、冬の寒さへの対策は必要です。
特に、夏の車中泊では、車内の気温がかなり高温になります。
我慢できる範囲ではなく、危険な状態になる可能性もあります。
体調を壊しやすい季節を過ごすポイントを確認しましょう。
不快にならないように、状況に合わせてアイテムやグッズなどを適切に使ってみましょう。