車中泊初心者の方は必見!
ポータブル電源「EcoFlow RIVER PRO(エコフローリバープロ)」について、
- 車中泊に向いている?
- どんな使い方をするの?
- メリット・デメリットを知りたい
こんな方に向けて詳しく解説していきます。
EcoFlow RIVER PROは、他社のポータブル電源と比べて、特に優れた機能を持っていて、初めての車中泊でポータブル電源を使いたい方にはおすすめです!
- コンセントからの充電が最速1.6時間と、とにかく早く、充電時間が短いから満足!
- パートナーと2人で1泊2日くらいの車中泊をするには十分な容量。
- コンパクト!せまい車内でも、面倒な移動をせずにすみ、手軽に使用できる。
- 消費電力の大きい家電も使えるから、車中泊で使える家電が増えて楽しい時間を過ごせる!
などがあります。
ポータブル電源の選び方は下記の記事を参考にしてみて下さいね!
>>【分かりやすく解説】ポータブル電源の選び方!初めてポータブル電源を選ぶ方へ
- 詳しい使い方レビュー
- 他社のポータブル電源にはない便利な機能
- メリット・デメリット
EcoFlow RIVER PROのポータブル電源を使えば、初めての車中泊を快適に過ごせて、色んな家電も使ってみたくなりますよ!
ポータブル電源で、車の中に日常を!
エコフローにはどんな種類のポータブル電源があるの?どんな会社?と思った人は下記の記事をご覧ください!
■夫婦で定年を待たずに「今」を楽しむ生き方が大切
■子どもの手が離れ、夫婦で共通の趣味を楽しむ
■ふたり旅が人生を変える
こんな考えを持っている40代・言語聴覚士・2児の母です。
初心者でも分かる!徹底レビュー!
EcoFlow RIVER PROは、ポータブル電源がはじめての人でも簡単につかえます!
よく分かる使い方、使った感想を紹介していきますね!
↓本体の電源を入れる時はボタンを長押しします。
電源を切る時も同様に、電源ボタンを長押しします。
↓ポータブル電源を使用をしていて、しばらく何もしていないと、液晶ディスプレイの表示が消えて、画面が暗くなります。
そのままの状態では、まだ電源が入っています。使用後は、必ずボタンを長押しして電源を切るようにしてください。
液晶ディスプレイの表示は、明るく、パッと見て直感的に分かりやすいよ!
- 電池残量が%と円グラフの表示で分かる
- 使用時間の状態
- 入力 (充電)時のW数
- 出力(使用)時のW数
↓入力(ポータブル電源に充電)している時の表示
↓出力(家電使用)している時の表示
【出力】家電を使用する時
本体の右側面にあるAC出力。
家庭用コンセントで使える家電を使用できます。
本体正面にあるDC出力
複数家電の充電
EcoFlow RIVER Proの定格出力は600Wです。
使用する家電の消費電力の合計が、600W以内であれば、同時に複数の家電を使えます。
使用する家電の動作電圧を下げることで、消費電力を定格出力600W以下に抑えて使用できる「X-Boost」という機能を使えば、最大1200Wの電化製品を稼働できます!
定格出力が600Wより小さい小型のポータブル電源では、使えない家電があったり、同時に使える家電が少なかったりします。
【入力】ポータブル電源に充電する時
本体左側面にある、カバーを開けると、AC充電のコンセントがあります。
消費電力が高い家電も使えて便利
X-Boost機能は、出荷時点でオンになっています。
使用する家電の動作電圧を下げることで、消費電力を定格出力600W以下に抑えて使用できる
X-Boost機能を使えない状態は「充電中」または「X-Boost機能がオフの時」です。
家庭用ACコンセントから、ポータブル電源本体に充電しながら、X-Boost機能を使用するのはいけません。安全システムが作動し、ブレーカーが落ちる恐れがあります。
ユーザーマニュアルより
全ての家電に適応するわけではありません。
急速充電が便利!3つの充電方法
- AC充電(家庭用コンセントからの充電)
- 走行充電(車載用シガーソケットからの充電)
- ソーラーパネル充電
AC充電(家庭用のコンセントからの充電)
家庭用コンセントからの充電では、最大で約660Wの電力が充電され、急速充電ができます。
80%の充電は約1時間弱、フル充電充までは、約1.6時間。
あっという間に充電が終わっているという感覚!!
すぐに外出しないといけない!時には、短い時間で少しでも多く充電できるのは助かります。
外出準備をしている間に、充電が完了していることがありますよ!
充電方法や充電のタイミングが、ポータブル電源のバッテリーの寿命に影響します。
正しい充電方法やポータブル電源の保管方法を確認しておきましょう。
>>【バッテリーの寿命を長持ちさせるには?】サイクル数と充電方法
走行充電(シガーソケット充電)
車で運転、移動中に充電ができて、便利です。
残量0%から100%の充電完了までは、約7.5時間。
走行中に、少しでも充電を増やすことができるので安心だよ!
ソーラーパネル充電
ソーラーパネルは別売りです。
太陽の光を使って充電をするので、電源のない所でもポータブル電源に充電できます。
災害時や緊急時にも、ソーラーパネルがあれば充電ができるので、備えておくとよいでしょう。
家庭用のコンセントから充電しなくても自然の力で充電ができるので、エコで節電にもなります。
使用するソーラーパネルの種類や、天候によって、充電時間が変わります。
パススルー充電してもバッテリーへの負担は少ない
パススルー充電とは、ポータブル電源本体に充電をしながら、同時に家電への電気供給ができる機能です。
パススルー充電は、「バッテリーに負担がかかり、寿命を減らしてしまう」と言われており、「どうしてもパススルー充電が必要な時以外は、受電と給電は分けて使用しましょう」と他のメーカーのポータブル電源では注意が必要ですが、EcoFlow RIVER Proではその心配はいりません。
パススルー充電をする時に、入力電源はバッテリーを介さずに出力するため、バッテリーへの負担はほとんどありません。
バッテリーへの影響を気にせず充電と給電ができるのはいいところですね!
車内での移動、持ち運びのしやすさ
持ち手が太くて丈夫なので、しっかりと握り込め、約7.2㎏で、女性でも簡単に持ち運びできます。
片手で長い間持ち運んで移動するには重く感じ、両手で落とさない様にしっかりと持っています。
車内では、何度もポータブル電源を移動させる機会があります。
座ったままでも、ハンドルを持って簡単に場所移動ができるから、せまい軽自動車の中では簡単に持ち運べてコンパクトなのは助かる!
ポータブル電源への充電(入力)や、ポータブル電源から家電への充電(出力)では、ポート(コンセント)を使います。
入力・出力する際、ポートの位置を変えたい時に、簡単に本体を持ち上げて向きを変えられるので便利です。
EcoFlow RIVER Pro のメリット6つ
- 充電が早い
- バッテリー容量が大きい
- コンパクトで軽自動車内で場所をとらない
- 消費電力が大きい家電も使えることも
- バッテリー容量を追加できる
- 落ち着いたおしゃれなデザイン
充電が早い
とにかく充電が早いことがEcoFlowシリーズの大きな特徴です。
充電が早いことで、すぐに電気が必要な場面でストレスなく準備や作業ができます。
バッテリー容量が大きい
720Whの容量は、1泊2日、2人での車中泊であれば、一晩中使う家電(扇風機や電気毛布)を使っても、容量が残っていることもあります。
ポータブル電源に充電をしながら使用すると、1泊以上でも過ごせます。
AC電源を使える場所(RVパークやオートキャンプ場)で充電をしたり、走行充電やソーラーパネル充電を使うことで、容量を確保でき、余裕を持って車中泊やアウトドアを楽しめます。
コンパクトで軽自動車内で場所をとらない
軽自動車での車中泊では、他の道具や荷物も積んでいます。せまい軽自動車の中でも、EcoFlow RIVER Proは場所を取りません。
EcoFlow RIVER Proはコンパクトで持ち運びやすく、せまい車内で移動がしやすいのもメリットです。
消費電力が大きい家電も使えることも
EcoFlow RIVER Proで使える家電は、定格出力600Wの家電です。
600W以下の消費電力で使える家電は多く、車中泊で困らないことも多いです。
しかし、どうしても使いたい消費電力の大きい家電があるときには、X-Boost機能を使う事で幅広い家電を使えて快適です。
バッテリー容量を追加できる
大容量のポータブル電源は、サイズが大きく、重量もとても重くなってしまいます。
車の中(特に軽自動車)では、大きいポータブル電源は、邪魔になり、車内で移動させにくく、使い勝手は良くありません。
EcoFlow RIVER PROは、コンパクトな本体に、同サイズのエクストラバッテリーを追加することで、重さを分散できるので、持ち運びしやすく、便利です。
長期の車中泊や、人数が多くなる場合に、エクストラバッテリーを使うなど、柔軟に対応できます。
EcoFlow RIVER PRO だけで過ごせる時は本体だけの持ち運びでよいなど、シーンに合わせた使い方ができるので、車中泊の楽しみ方が増えます。
車中泊で、必要な容量を確認するために、まずはエクストラバッテリーなしでEcoFlow RIVER Proを購入してみて、追加で容量が必要かどうかを検討してみて下さい。
落ち着いたおしゃれなデザイン
派手な色のデザインよりも、黒でシンプルなデザインが、おしゃれで、車内にもなじんで、存在感があります。
普段、リビングなどに保管しておく時も、おしゃれでインテリアになじみます。
EcoFlow RIVER Pro のデメリット4つ
- 電源をoffにし忘れてしまう
- AC電源がコネクタで
- スマホアプリのみで操作をする機能も
- 本体上部にモノを置けない
電源をoffにし忘れてしまう
本体の液晶パネルの画面は、しばらくすると自然に消えるようになっています。
画面が消えているので、電源をoffにするのを忘れてしまうことがあります。電源をoffにするには、電源ボタンを長押しする必要があります。
電源はonもoffも長押しで、これは誤ってボタンに触れて、本体が作動しないためにも必要な操作だと思います。
また、夜に車内で寝る時に、液晶の表示が出たままだと、結構明るいので、自動で表示が消えるのはメリットになることもあります。
ACアダプタでコンセントがふさがる
写真のように、ACアダプタ(四角い太い部分)がある差し込みプラグで、コンセントがふさがってしまって、3か所あるコンセントが同時に3つ使えない事もあります。
スマホアプリのみで操作をする機能も
ポータブル電源本体からできない操作があり、スマホにダウンロードしたアプリで操作が必要な事があります。
本体で直接操作できれば早くすむこともありますが、いったんスマホを取り出して、アプリを開かないといけないので、面倒に感じる事もあります。
しかし、スマホでできる操作は、簡単で、表示も直感的に見やすいです。
本体上部にモノを置けない
EcoFlow RIVER Proは、上部にハンドルがあるので、本体上部にものを置くようなスタイルになっていません。
他メーカーや、エコフローの他機種には、本体上部が平らなポータブル電源もあり、上部にスマホを置けたりワイヤレスで充電ができるなどの便利な機能があります。
スマホなら何とか隙間におけますが、あまり便利なものではなく、何も置かずに使うことが多いです。
EcoFlow RIVER PROのすごい機能
- 「X-Streamテクノロジー」であっという間に充電
- 「X-Boost」で最大1200Wの家電を使える
- エクストラバッテリーで容量を追加できる
- スマホアプリで自由に遠隔操作ができる
「X-Streamテクノロジー」であっという間に充電
業界トップクラスの急速充電の「X-Streamテクノロジー」の機能により、充電時間が短くなります。
フル充電なら約1.6時間で完了!
充電が早いと、待ち時間のストレスが減ります!
うっかり充電をし忘れていた時でも、すぐに充電が終わります。
他社のAC充電(家庭用コンセントからの充電)時間は5~8時間のものが多いので、圧倒的に充電速度が速いです。
この「急速充電」の機能が、他社のポータブル電源では実現できないところです。
0%から80%への充電は1時間以内で達します。
最大660Wの電力でポータブル電源に充電し、80%くらいからは、バッテリーに負担がかからないように、充電速度は落ちます。
実際の充電時間は、周囲の環境温度によって変化します。
でも、私たちが快適に過ごしているリビングなどで充電するには、適切な環境温度なので、十分機能が発揮されます。
「X-Boost」で最大1200Wの家電を使える
EcoFlow RIVER PROは、普段の定格出力は600Wですが、「X-Boost」というしくみで最大1200Wの家電を使えます!
ドライヤー、IHクッキングヒーター、電気ケトル、コーヒーメーカーなど大きく電力を消費する家電を動かせます。
使える家電が増えて、より快適に車中泊ができます。
使用する家電の動作電圧を下げることで、消費電力を定格出力600W以下に抑えて使用できる
高い消費電力(W)が必要な家電の電圧を下げているので、本来発揮できる家電のパワーは小さくなります。
例えば、電気ケトルの場合、お湯が沸騰するのに本来より時間がかかります。
X-Boost機能を使うことで、車中泊で使える家電が増えるので、車内では快適に過ごせます。
特に女性はドライヤーを使えるようになるので嬉しい!
エクストラバッテリーで720Whの容量を追加できる
EcoFlow RIVER PROには、専用のエクストラバッテリーがあります。
容量720Whのエクストラバッテリーを別で購入し、EcoFlow RIVER PRO 本体に接続すると、合計1440Whの大容量になります。
様々な利用シーンに合わせて、ポータブル電源の容量をカスタマイズすることで、適した容量を使えるのが魅力です。
容量を追加することで、車中泊でできることの幅が広がったり、長期の車中泊も楽しめるね!
スマホアプリをつなげて自由に遠隔操作
- 電力消費量が分かる
- バッテリー残量を確認
- 電力供給のオン・オフの切り替え
- X-BOOST機能のオン/オフ
- 周波数の変更
- シガーソケット入力の最大アンペア数の変更
- LEDライトのオン・オフ/強弱・SOSの切り替え
- 充電時の冷却ファンの音を静音モードに
使っているスマートフォンに専用アプリをダウンロードするだけで、ポータブル電源を遠隔操作できるようになります。
EcoFlow RIVER PRO 外観
【正面】
黒でシンプルなデザインがとてもかっこよく、車内に置いても、他の車中泊グッズとも相性が良いです。
- 快速充電100WのUSB-Cポート×1
- USB-Aポート×2
- 快速充電USB-Aポート×1
- シガーソケット出力ポート×1
- DC出力ポート×2
- LEDライト
【上部】
太めのハンドルは、約7.2㎏の本体を持ち上げるには安心の太さで、しっかりとしています。
グレーが本体の黒によく合っています。
ハンドルのない(EcoFlowの)他の機種では、上部にスマホや小物を置けたりと便利ですが、EcoFlow RIVER PROはハンドルがあるので物は置けません(スマホなら隙間に置けます)。
【背面】
シンプルでスタイリッシュなロゴで、黒のカラーがインテリアにもなじみます。
本体の素材は、マットな質感で、つるつるしていないので、指紋が目立ちません。
右側面
・100V AC出力コンセント×3
・冷却ファン(上部)…本体の過熱を防止します。
左側面
ポータブル電源本体に充電をするために、端子を差し込むポートがあります。
- AC充電入力ポート
- ソーラーパネル・シガーソケット充電入力ポート
- 充電過負荷保護スイッチ
充電過負荷保護スイッチは、充電の時、AC電流が持続的に10Aを超えた場合、AC充電ポートの保護を開始します。
底面
同梱物
- AC充電ケーブル
- 車載充電ケーブル
- ソーラーパネル充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル
- ユーザーマニュアル&保証カード
EcoFlow RIVER PRO スペック(性能)
【基本仕様】
重さ | 約7.2Kg |
サイズ | 28.8×18.5×25.3㎝ |
色 | サイバーブラック |
保証期間 | お買い上げ日から2年間 |
【出力(ポータブル電源から家電への充電)】
AC出力×3 純正弦波 | 600W (サージ時1200W)、100V AC( 50Hz/60Hz) |
USB-A出力×2 | 各ポート最大12W、5V DC、2.4A |
USB-A 快速充電×1 | 最大18W、5V DC、 9V DC、12V DC、2.4A |
USB-C出力×1 | 最大100W、5V DC、9V DC、12V DC、15V DC、20V DC、5A |
車載充電ポート出力×1 | 136W、13.6V DC、 10A |
DC5521出力×2 | 各ポート最大13.6V DC、3A |
【入力(ポータブル電源への充電)】
AC(コンセント)充電入力 | 最大660W(X-Steamテクノロジー) |
シガーソケット充電入力 | 12V/24V DC最大10A |
ソーラーパネル充電入力 | 200W 10V-25V DC最大12A |
【バッテリー情報】
容量 | 720Wh |
電池タイプ | 三元素リチウムイオン |
サイクル数 | 800回以上(残存容量80%以上) |
充電温度範囲 | 0~45°C +/- 3°C |
放電温度範囲 | -20~60°C +/- 3°C |
>>三元系とリン酸鉄系のリチウムイオン電池の違い | サイクル数って何?
まとめ:EcoFlow RIVER PROは、車中泊初心者におすすめできるポータブル電源です
EcoFlow RIVER PROは、車中泊初心者にもおすすめです!
- 充電が早い(業界最速!完全充電まで約1.6時間!)
- バッテリー容量が大きい(720Wh)
- コンパクトで軽自動車内で場所をとらない
- 消費電力が大きい家電も使えることも
- バッテリー容量を追加できる(720Whの追加で1440Whに)
- 落ち着いたおしゃれなデザイン
ポータブル電源本体の充電がなくなりそうになったら、シガーソケット充電でクルマからの給電が可能。
ドライブ中や移動中に充電しておけば使いたいときに安心!
1泊2日を2人で車中泊をするなら十分な容量です。
ポータブル電源を使う事で、車載冷蔵庫やポータブルクーラー、電気毛布などを季節に合った家電を使えて、快適に過ごせます。
普段家電を使って家で過ごす空間を、車の中でも実現でき、出かけた先での非日常を楽しめる素敵な車中泊になるよ!