車中泊に興味があるけど分からないこともいっぱい…
- 車中泊はどこでできるの?
- 何を用意すればいいの?
- 危なくないか不安…
- 車の中で寝れるのか?
などのお悩みを解決していきます。
車中泊といえば、車で寝るための環境や生活ができる装備がある大きなキャンピングカーを想像するかもしれません。
でも車種によっては普通の車でも、工夫次第で車中泊はできます。
軽自動車でも夫婦で車中泊はできる!
車中泊を始める前は、分からないことだらけでしたが、調べてみると注意するポイントを知っていれば簡単にできると分かりました。
- 気軽に出かけられる
- 時間にしばられない
- 行先を自由に変更できる
- キャンプと比べて手間が少ない
- 節約になる
- わくわくする・落ち着く
ホテルや旅館は予約(チェックイン・アウト)時間や食事の時間などの決まりがあるけど、車中泊なら時間を気にせず、思いついた時に気軽に出かけられるところがいいんだよね!
車を持っていて夫婦で車中泊を始めたいな、と考えている人に向けて解説します!
車中泊の6つの魅力
車中泊には以下の様な魅力がたくさんあります。
- 気軽に出かけられる
- 時間にしばられない
- 行先を自由に変更できる
- キャンプと比べて手間が少ない
- 節約になる
- わくわくする・落ち着く
気軽に出かけられる
旅行の予定をしていなくても「人気のグルメを食べたいから明日行ってみよう!」と急に予定を入れても車中泊なら大丈夫!
車中泊をしてもよい場所を見つければ、思い立った時に車で出発して車中泊できます。
宿泊先を予約しなくても、気軽に出かけられる所が魅力です。
時間にしばられない
寝る・過ごす所が車の中なので、ホテルや旅館のようにチェックイン・アウトの時間を気にしなくてもいい所が魅力です。
夜ごはん・朝ごはんも食べる時間は自由に決められます。
釣り、登山、ウォーキング、スノーボード・スキー、サーフィンなどの趣味があれば、朝早い時間の移動もかんたんです。
星空観察、夜景を見る、花火大会の花火を見るなど、夜遅くまで楽しみたいイベントがあっても車中泊なら大丈夫です。
私たちは朝、日課のウォーキングを楽しみます!
スケジュールを自由に自分たちで決められるので、のんびりと旅や移動ができます。
行先を自由に変更できる
スケジュールを自分たちで決められるので、行先も自由に変更できます。
「雨が降っていたけど晴れてきた」のような天候の変化があった時、予定していた行先を変更できます。
車で移動をしていて、楽しそうなイベントがあれば立ち寄ったり、おいしそうな食べ物のお店があれば入ってみたりできます。
変更した目的地の近くで車中泊できるスポットを探せば、宿泊は安心です。
旅先で発見したところに、行先を変更できるのでわくわくするよ!
キャンプと比べて手間が少ない
キャンプ場などのアウトドア施設に行くと、テント設営やキャンプギアのセッティングなどの作業があります。
私たちはテントを張ってキャンプもしていましたが、車中泊をはじめてからはテント設営の手間がないのでとてもラクだなと感じています。
- 準備と片付けがラク
- 雨や風をそこまで心配しなくてもいい。
- テントなどの道具の汚れが少ない
キャンプ場の自然を満喫して、手間が少なくアウトドアを楽しめるよ!
節約になる
車中泊をすると以下の費用が節約になることが多いです。
- 宿泊費用
- 食費
- 交通費
宿泊費用
ホテルや旅館に泊まらずに、車中泊できる場所に宿泊するので宿泊費用は「かからない」か「低く抑えられる」ことができます。
車中泊できる道の駅なら、費用はかかりません。
RVパークは平均で2,000円くらいの利用料なので、宿泊費用は安く抑えられます。
食費
観光地や地元のグルメを堪能する楽しみもありますが
- 家でお弁当を作って持って行く
- スーパーなどで安く食べ物を買う
- 調理器具を使って、車内で作る
など楽しみながら食費を抑えられます。
交通費
移動に飛行機や新幹線などを利用すると、交通費がかかります。
夫婦2人分だと交通費がかさみます。
車で移動をすると、交通費を抑えられるので車中泊旅は節約になります。
また、軽自動車を使うことで、車両購入費や維持費がおさえられます。
軽自動車での車中泊は節約になるからうれしいね!
↓詳しく解説しています。
>>軽キャンピングカーの維持費はいくら?維持費には何がある?
落ち着く・わくわくする
落ち着く
車内はせまいですが、そのせまさがとても落ち着きます。
居酒屋の個室みたいでとても落ち着くよ!
夜は暖色系のLEDランタンを灯して、ゆっくりお酒を飲みながら過ごすのが楽しみです。
昼は海などの景色を満喫しながらコーヒーを飲んだり、昼寝をしたりします。
車内がゆったり落ち着く空間になります。
わくわくする
ホテルや旅館ではなく、車の中で過ごして眠る車中泊は「非日常」を感じます。
ドライブをしながら景色を楽しんで、行きたい所に気ままに行ける。
週末に車中泊の予定があると、平日がわくわくします。
心がリフレッシュでき、気分が上がるよ!
夫婦で、普段話さないことや他愛もないことを話すよいきっかけになります。
また今度も「行ってみたい所を探してみよう」という楽しみも増えます。
夫婦で趣味や楽しみが増えるのはすごくいいこと!
>>車中泊旅「あの時やっておけばよかった」と後悔しないように
【車中泊の始め方】4ステップで解説!
車中泊を始めたいけど、
- 車中泊はどこでできるの?
- 何を用意すればいいの?
- 車の中で寝れるのか?
など分からないこともたくさんあると思います。
車中泊を始められるように4ステップで流れを解説します!
STEP.1 車中泊ができる車かチェック
初めからキャンピングカーを購入する人もいるかもしれませんが、初めての車中泊では今乗っている車で車中泊ができるかを確認することをおすすめします。
なぜなら、車中泊をやってみたけど「やっぱり大変そうで無理かも…」と思うかもしれないからです。
夫婦で車中泊ができるがどうかの1番のポイントは「夫婦2人がで寝れるスペースがあるか」どうかです。
私たちは普通の軽自動車「日産デイズルークス」で車中泊をはじめました。
↓シートアレンジや注意する事など、記事では詳しく紹介しています。
もちろん普通車でも車中泊ができます。
1つずつ解説していきます!
シートがフラットになるかをチェック
座席を倒した時に、フラットになるかを確認しましょう。
シートアレンジは、メーカーや車種によって異なりますのでご自分の車ではどんなシートアレンジができるのかを確認しましょう。
フラットになっているかは見た目で分かることもあれば、寝てみないと分からないような少しの傾きもあります。
メーカーや車種によっては完全にフラットにならないシートもあります。
また、シートの隙間・パーツの凹凸・シートのたわみなどもあり、寝てみると不快に感じることもあります。
車内の広さをチェック
シートを倒してフラットになることを確認したあとに車内の広さをチェックします。
長さ
寝た時に、頭や足が車の中に当たらないかをチェック。
身長や体格にもよりますが、背が高いと足を伸ばしにくいかもしれません。
横幅
まずは夫婦で横になってみて、お互いに当たらないか・寝返りできるかなどを確認してみてね!
2人で寝ても窮屈すぎないか。
軽自動車なら、どうしてもお互いに体が当たってしまうかもしれません。
お互いが許せる範囲でスペースを確認してみましょう。
高さ
フラットにしたシートから天井までの高さに余裕があるとより良いです。
寝ている時は、天井の高さは気になりませんが、
- 着替える
- 食事をする
- 身なりを整える
などの作業の時に天井が低いと、圧迫感があります。
ひざで立つ時に頭が天井にあたってしまうことも。
ひざ立ちができれば車内の作業はしやすいよ!
STEP.2 車中泊ができる場所を知る
車で自由に泊まれることが魅力の車中泊ですが、どこでも車中泊をしてもいいわけではありません。
車中泊が認められている場所を知って、ルールやマナーをしっかり守って楽しんでくださいね!
車中泊をしてはいけない所
- お店の駐車場
- 公園の駐車場
- 路上、路肩
- 観光地の駐車場 など
上記の場所は、車中泊は禁止です。
道の駅でも車中泊を禁止しているところもあるよ!
車中泊をしてもいいところ
周囲に迷惑がかからないように、安心して過ごせるように車中泊を認めているところがあります。
- RVパーク
- オートキャンプ場
- 道の駅
それぞれの特徴を解説します。
RVパーク
RVパークは、トイレ・電源設備なども完備された車中泊できる駐車場です。
道の駅や日帰り温泉施設などの駐車場の一角を、車中泊専用スペースとして有料で提供しています。
電源などの設備があり、長期利用もできます。
ほとんどのRVパークは予約はいりませんが、一部のRVパークでは予約が必要となっています。
RVパークは全国にあるので、旅先で探してみてください。
安心・安全に車中泊ができるから、初心者の方にはおすすめ!
RVパークなら、車中泊が目的の方が利用されているので、気持ちの良い利用ができます。
↓詳しく解説
\RVパークで車中泊をした時の動画です!/
オートキャンプ場
車を使ってキャンプへ行くこと、テントを張る場所まで車で乗り入れることなど、広い意味で使われています。
区画(サイト)が決まっていて、サイトの中に、自分の車を停める事ができます。
車の中で寝泊りだけをする「車中泊」とは違い、キャンプやその他のアクティビティも楽しむためにオートキャンプ場を使います。
キャンプができる場所の近くに車を停められるので、荷物の積み降ろしが楽です。
食事をしたり、趣味や遊びを外で楽しんで、寝る時だけ車内を利用することもできます。
トイレやシャワー、売店などを備えているところが多く、車外にテーブルやイスを出して、野外調理をすることができます。
オートキャンプ場によって、利用できる設備や条件・サービスが異なりますので、事前にオートキャンプ場に確認をしてみましょう。
チェックイン・チェックアウトの時間も決まっているところがほどんどなので、事前に確認を忘れずに!
道の駅
道の駅は、公共の施設です。基本的に「車中泊はできません」
地域の方が利用したり、車で旅行や仕事をしている人の休憩場所になる所です。
道の駅で認められているのは「仮眠」です。
しかし、車中泊を歓迎している道の駅もあります。
車中泊をする前に、事前にホームページなどで確認するか、施設に問い合わせてみましょう。
道の駅にRVパークが併設されている所も増えてきています。
↓詳しく解説しています。
STEP.3 マナーやルールを知る
車中泊をするときには、マナーやルールを守って周りに迷惑をかけないようにしましょう。
マナー違反をする一部の人の影響で、車中泊が禁止されてしまう駐車スペースも出てきます。
当たり前のことですが、個人で意識を高く持って車中泊をしてください。
- 無駄なアイドリングをしない
- 大きな声でしゃべらない
- ゴミの不法投棄はしない
- 車いすマークの所に駐車しない
- 音や光を出さない
- 長期滞在はしない
などのマナーがあります。
また、RVパーク、オートキャンプ場などには駐車スペース独自のルールもあります。
事前に調べて、節度ある行動をしましょう。
↓詳しく解説してます。
STEP.4 車中泊アイテム「これだけあればOK!」
初めて車中泊をする季節は真夏や真冬を避けて、気温15~20℃くらいの時期に車中泊を経験してみましょう。
夜はエンジンを切るので、エアコンは使えません。
エアコンがなくても快適に過ごせそうな季節で車中泊をはじめるのがおすすめ!
快適な季節に車中泊をすると、扇風機や電気毛布などの季節家電などが必要ないので、最小限の荷物で車中泊をはじめられます。
車中泊で重要なのは快適な車内の環境をつくること!
- 良い睡眠ができる
- プライベートが守られ安心できる
車中泊は仮眠ではありません。
しっかりと睡眠をとって次の日も楽しめないといけません。
寝具(マット、寝袋)
マット
車で寝るには、マットは必須です。
なぜならシートをフラットにしても、多少の傾きや隙間、デコボコが残るからです。
寝る姿勢や感触が不快だと、朝まで快適に眠れません。
車中泊で一番重要なポイントは「快適に朝まで熟睡できるか」だよ!
仮眠ではなく質のよい睡眠ができるように。
- 種類
- サイズ
- R値
- コンパクトさ
- 価格
車中泊で使うマットにはいくつか種類があります。
- 銀マット(発泡ポリエチレンマット)
- クローズドセルマット
- エアーマット
- インフレータブルマット
エアーマットはマットの中の空気がふわふわとして安定しないので2人とも苦手です。
車中泊にはインフレータブルマットがおすすめだよ!
インフレータブルマットは、マットの中にウレタンが入っていて、マットが空気で膨らむことで快適な寝心地になります。
マットのバルブを開けると、自然に空気が入って膨らむので設営がカンタンで便利です!
>>【車中泊には必須】インフレータブルマットの選び方|おすすめ10選
少しくらいのデコボコや隙間は、インフレータブルマットをしくことですっきり解決!
寝袋
十分な睡眠をとるためには、あたたかく快適に眠れることが大切です。
春・秋は比較的過ごしやすい季節ですが、朝晩の冷え込みはあるので寝袋を用意しておきましょう。
もちろん冬は、気温の低さに対応できる冬用の寝袋あると安心です。
寝袋は季節や気温に合わせて選びます。
「価格が安い寝袋だな」と思ったら、夏用の薄い寝袋だということも。
冬の気温が低い時に車中泊をするなら、冬用の寝袋を選びましょう。
私の寝袋は、オールシーズン使えます。
1つの寝袋を夫婦で共有して使え、まるで家の布団のようなふかふかした厚みがあります。
マットや寝袋などの寝具は「はじめてで買いそろえるのはちょっと…」という人は、自宅で使っているマットや布団を使ってみてもいいですね。
いつもの布団だから安心して眠れるよ!
しかし、とてもかさばるのでコンパクトに収納できるマットや寝袋を少しずつ買い足していくといいでしょう。
カーテン
夜に車内で明かりをつけると、外から見えてしまいます。
プライベートの空間を守るためにも、目かくしは必須だよ!
カーテンやサンシェードを使って、安心して車中泊ができるようにしましょう。
目かくしに使う素材は断熱効果のあるモノがおすすめです。
価格が高くても、断熱効果が高く、素材のいいものを選びましょう。
目かくしは自分で手作りすることもできます。
段ボール、銀マット、レジャーシート、バスタオルや毛布など、車の窓に合ったものを自分で作ってみるのもいいですね。
窓の周りの金属部分にマグネットでくっつくカーテンが便利で、私は使っています。
車種によって窓のサイズや数が違うので、確認してみてくださいね。
LEDランタン
車のルームランプをつけっぱななしにしているとバッテリーが上がってしまう心配があります。
スマホのライトを使い続けるのもおすすめしません。
車中泊では、夜の車内を照らすLEDランタンが必須です。
車内で使うランタンはLEDランタンにしましょう!
ガスやオイルの燃料系のランタンもありますが、火を使うので車内では危険です。
軽自動車の車内を照らすには明るすぎるのはNGだよ!
やわらかい暖色系の光は、就寝前にゆったりと落ち着きます。
ソーラー充電できるLEDランタンは、電池が無くても使えるのでとても便利!
光の種類を切り替えられるLEDランタンがおすすめ!
私が車中泊で使っているLEDランタン↓
持ち運びができるLEDランタンは、夜にトイレに行く時に便利です。
また、災害時にあると便利なので、車中泊以外の時はリビングに置いています。
インテリアになじむようなおしゃれなLEDランタンがたくさんありますよ。
充電機器
1泊の車中泊で「充電するのはスマホくらい」という人は、モバイルバッテリーがあれば十分です。
私たちは1泊2日の車中泊にはポータブル電源を使っています。
家庭で使うコンセントを使えるので、色んな家電を使えてより快適に車中泊ができます。
あると便利!車中泊おすすめアイテム!
夏・冬ともにおすすめのアイテムはポータブル電源です!
「車の中で寝る・過ごす」ことが楽しみの車中泊ですが、夏・冬は気を付けることがあります。
夏は熱中症の危険があるくらい気温が高く、湿度も高い。冬は車の中でも外気温と変わらないくらい冷えます。
そんな夏・冬に車中泊を楽しみたいという時には快適に過ごすためのアイテムが必要です。
ポータブル電源があれば、家庭用のコンセントで動く家電が使え、暑さ・寒さに対応できる家電が増えます。
夫婦でどのくらいの期間・どの季節で車中泊をするかによって、必要な電気容量(Wh)が違います。
- 扇風機
- 車載クーラー
- 電気毛布 など
- 炊飯器
- IHクッキングヒーター
- 電気ケトル など
食べたり飲んだりするときに使う家電を使えると、楽しみの幅も広がります。
僕たちはエコフローリバープロというポータブル電源を使っているよ!
高温・低温・多湿のような環境でポータブル電源を保管しておくと、劣化を早めてしまうので、私はリビングで保管しています。
ポータブル電源は災害時や緊急時にも役立ちます!
大雨で土砂崩れが発生し、一晩避難所へ避難した経験があります。この時、車中泊アイテムがとても役に立ち、ポータブル電源もあってよかったです!
ポータブル電源はレンタルもできるので、1度試してみてはいかがでしょうか?
ポータブル電源が実際にどれくらい使えるか、事前に試したりすることで車中泊で必要なポータブル電源を選べます。
>>【購入前にお試し】ポータブル電源レンタルサービスおすすめ5選!
ここからはポータブル電源の他に「夏・冬にあると便利なアイテム」を紹介します。
夏の車中泊アイテム
車中泊ではエンジンを止めておくのが大前提。
夏、エンジンを止めエアコンを切ったあとの車内は一気に気温と湿度が上がります。
寝苦しくて睡眠不足になるだけでなく、熱中症の危険があります。
夏の車中泊におすすめのアイテムは、
- 扇風機
- 簡易クーラー
- 車載冷蔵庫
- クーラーボックス
- 網戸・防虫ネット
- 虫対策グッズ
- ひんやり寝具 など
ポータブル電源があれば扇風機やクーラーなどの家電を使えます。
冬の車中泊アイテム
車内には風は入ってこないですが、車内の温度は外の気温と同じくらいまで下がります。
あたたかく朝まで眠れるように、準備や工夫が必要です。
冬の車中泊におすすめのアイテムは、
- 電気毛布
- 湯たんぽ
- カイロ
- 冬用寝袋 など
とくに寝袋は、低い気温に対応した冬用の寝袋が必要です。
私たちは、オールシーズン対応の寝袋を使っていて、冬の寒さにも春秋の朝晩の冷え込みにも対応できています。
車中泊のデメリット
時間にしばられず、気軽に出かけられる車中泊。
メリットがたくさんありますが、デメリットもあります。
以下に車中泊のデメリットを解説していきます。
安全面の不安
車内で過ごしたり、寝る時は車にカギをかけられるとはいえ、ホテルなどの建物とは違い車の中だと防犯面に不安があります。
夏の暑い季節では、網戸にしておいたり、窓を開けたりして過ごすこともあります。
車中泊をする場所は、人が周りにいる場所や夜間も外灯がある場所など人の気配を感じる場所を選ぶようにしましょう。
周囲が騒がしくて眠れないこともあるよ…
また、場所や季節によっては災害に合う危険もあります。
周囲が安全な場所をよく選んで車中泊をしましょう。
快適な睡眠を確保しにくい
車中泊で一番気をつけておくおことは「朝まで快適にグッスリ眠れる」ことです。
「仮眠」ではなく、よい睡眠で疲れをとり、次の日に疲れを残さないこと。
快適な睡眠を確保するには以下の事が大切です。
- 車内の気温
- 寝具(座席)の寝心地
夜、快適に眠れるには「気温」が影響します。
- 暑すぎて熱中症の危険がある
- 寒すぎて命の危険がある
など夜全く眠れないということもあります。
車中泊ではエンジンをかけてエアコンをつけることはマナー違反です。
夏や冬に車中泊するには注意がいるね!
さらに、よい寝心地を確保しにくい事もあります。
シートがフラットになる仕様になってはいても、少しの傾きやでっぱりがあります。
うまく工夫をすることでよい寝心地を確保して朝までグッスリ眠れるでしょう。
トイレの問題
大きなキャンピングカーにはトイレが常設されていることも多いです。
ですが、普通の自動車にはトイレはありません。
車中泊をするには、トイレが近くにあるような場所を選ぶ必要があります。
寒い冬は夜、車の外にトイレに行くのがツライことも…
道の駅やオートキャンプ場など、トイレが利用できる場所を選んで車中泊をしましょう。
私たちは普通の軽自動車で車中泊を始め、その後軽キャンピングカーを購入し夫婦で車中泊をしています。
私たちは、1泊2日程度の車中泊を楽しんでいます。
荷物を最小限に抑えることで、車内がせまくても2人が寝たり過ごしたりする空間は確保できます。
軽キャンピングカーもおすすめ!
キャンピングカーは寝具や生活をするための装備を付けた車です。
軽キャンピングカーを購入するまでは、日産デイズルークスという軽自動車で車中泊をしていました。
普段乗っている、普通の軽自動車でも最低限の荷物で夫婦で車中泊はできました!
しかし、「もうちょっと快適になるといいなぁ」と感じるようになり、軽キャンピングカーを購入しようと考えました。
- 小回りが利いて細い道も行ける
- 維持費・車両購入費が安い
- 普段乗りできる
キッチンやレンジ、テレビなどの豪華な装備は必要ありません。
小さい軽キャンピングカーで夫婦で車中泊をするには、必要最小限の装備と荷物で大丈夫です。
私たちは「ぷちキャン」という軽キャンピングカーで車中泊をしています。
私たちの軽キャンピングカーのいい所は
- シートが完全なフラット
- ベッド展開が早い
- マットが厚くて寝やすい
- 収納スペースがある
寝心地すごくいい!!
家のベッドや布団で寝ているような感覚!
軽キャンピングカーは、普段のお出かけでもお昼のお弁当を車内で食べたり、日帰りでドライブに行った時に、車内で食事や昼寝ができることで本当に幸せな空間になっています!
仕事の合間のお昼ごはんも車内で食べると特別な感じがして楽しいです。
自分の車中泊スタイルに合った軽キャンピングカーをさがすには、全国各地で開催されているキャンピングカーのイベントに足を運んでみて下さい!
>>キャンピングカーを見るならキャンピングカーのイベントに行こう!
色々なキャンピングカーがあって、とっても楽しいよ!
\キャンピングカーイベントに行った時の動画/
軽キャンピングカーにはデメリットもあります。
- 車内がせまい!(居住スペース、収納スペース)
- パワーが出ない(坂道・不整地の走行に難)
- スピードが出ない(高速道路・長距離の移動に難)
私たち夫婦はメリットのほうが大きかったので、軽キャンピングカーで車中泊を楽しんでいます!
私たちの夫婦の車中泊の楽しみ方
「どうして車中泊をするのか?」
それは車中泊をしている全ての人で答えが違います。
車で旅をして車中泊をする人の生き方やエピソードは十人十色!
色んな人の人生の背景を感じる車中泊には魅力があるんです。
- 地元和歌山を楽しむ
- 絶景を見る
- 景色をみながウォーキングする
- 地元のグルメを食べる
- 温泉に入る
などです。
費用を抑えながらも、自分たちのスタイルで楽しむ。
次の休みはどこに行こう?何をしよう?と夫婦で会話ができるのがいいですね。
車の中で料理をする、映画などの動画コンテンツを見るなど、車の中で過ごすことそのものを楽しむのもおすすめです!
まとめ:夫婦で車中泊をすると人生が変わる
- 気軽に出かけられる
- 時間にしばられない
- 行先を自由に変更できる
- キャンプと比べて手間が少ない
- 節約になる
- わくわくする・落ち着く
車中泊をすると趣味が広がり、わくわくする時間を過ごせます。
- 会話が増える
- 楽しみが増える
- どこに行こうかと調べる
- 趣味ができる
思い出と経験は資産になります。
人生100年時代。40代からは長い人生の後半戦!
まだまだ若い今のうちから夫婦の楽しみを作っておく。
そんな夫婦のために、車中泊をはじめてみませんか?
はじめての車中泊。十分に準備をして、ぜひ夫婦で車中泊を楽しんでください!